--- title: "リネージ機能 | COMETA Docs" slug: "lineage" updated: 2026-08-26T23:50:08Z published: 2026-08-26T23:50:08Z canonical: "documents.trocco.io/lineage" --- > ## Documentation Index > Fetch the complete documentation index at: https://documents.trocco.io/llms.txt > Use this file to discover all available pages before exploring further. # リネージ機能 ## 概要 **リネージ**とは、テーブルやカラムのデータの系譜(データがどのように生成されているか)を可視化する機能です。 リネージを確認することで、データの流れや依存関係を把握でき、データ品質の管理やトラブルシューティングに役立ちます。 ![](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/lineage-2026-01-13-09-04-09.png) リネージは、[データベース](/cometa/docs/table-information-v2)画面または[ダッシュボード](/cometa/docs/dashboard-information)画面のリネージタブで確認できます。 画面の操作方法については、[リネージタブ](/cometa/docs/table-information-v2#%E3%83%AA%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%96)を参照してください。 ## リネージの種類 COMETAでは、データの流れる範囲によって、以下の2つに分類されます。 - **同一データストア内のリネージ**:同一の[データストア](/cometa/docs/catalog-glossary-v2#%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A2)内でのデータの依存関係 - **異なるデータストア間のリネージ**:複数の[データストア](/cometa/docs/catalog-glossary-v2#%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A2)をまたいだエンドツーエンドのデータの依存関係 ## 同一データストア内のリネージ 同一のデータストア内でのデータの依存関係を表示します。 ビューリネージ、dbtリネージ、TROCCOデータマートリネージでは、テーブルレベルのリネージに加えて、カラムレベルのリネージもサポートされています。 注意事項 [カスタムデータベース](/cometa/docs/datastore-authentication-custom-database)では、同一データストア内のリネージは利用できません。 ### ビューリネージ ビューやマテリアライズドビューのDDLから、参照元のテーブル・カラムを自動解析してリネージを表示します。 Snowflakeの制約 ビューリネージはビュー定義を`INFORMATION_SCHEMA.VIEWS`から取得して生成します。 このビュー定義(`VIEW_DEFINITION`)は、対象のビューのオーナー(`OWNERSHIP`権限を持つロール)にのみ表示されます。 アセット取得に使用するロールが対象のビューのオーナーでない場合、ビュー定義を取得できず、リネージは表示されません。 この場合、対象のビューのオーナーロールを継承するか、ビューのオーナーを変更するなどして、権限を付与してください。 また、Snowflakeでは、マテリアライズドビューのリネージは表示できません。 ### dbtリネージ dbtメタデータ連携より、dbtモデルの依存関係をリネージとして表示します。 ### TROCCOデータマートリネージ TROCCOと合わせてご利用の場合 本機能は、TROCCOと合わせてご利用の場合にのみ利用できます。 TROCCOのデータマート定義のクエリから、参照元のテーブル・カラムを自動解析してリネージを表示します。 制限事項 - 自由記述モードのデータマートはリネージを表示できません。 - カスタム変数のデータ型が「文字列」の場合のみ、出力先データセット名・出力先テーブル名・クエリ内のカスタム変数の展開がサポートされています。 ### Tableauリネージ Tableauデータストア内のTableauデータソース、ワークブック、ダッシュボード間のリネージを表示します。 注意事項 カラム(フィールド)レベルのリネージは表示できません。 ## 異なるデータストア間のリネージ 複数のデータストアをまたいだリネージを表示します。 注意事項 異なるデータソース間のリネージでは、カラムレベルのリネージは表示できません。 ### TROCCOの転送設定によるリネージ TROCCOと合わせてご利用の場合 本機能は、TROCCOと合わせてご利用の場合にのみ利用できます。 TROCCOの転送設定で関連づけられたテーブル間のリネージを表示します。 転送リネージには以下の2つのパターンがあります。 #### パターン1: 任意の転送元サービス → COMETA管理テーブル 任意のデータソースからCOMETAで管理されているテーブルへの転送に対応します。 **転送先として対応しているデータストア** - BigQuery - Snowflake - Redshift - [カスタムデータベース](/cometa/docs/datastore-authentication-custom-database)(「その他」を除く) **表示されるリネージ** - テーブルレベルのみ:転送設定(ジョブ定義) → 転送先テーブル - 例:Salesforce転送設定 → BigQueryテーブル、広告データ転送設定 → Snowflakeテーブル #### パターン2: COMETA管理テーブル → COMETA管理テーブル COMETA上で管理されているテーブル間の転送に対応します。 差分転送モードのみ対応 このパターンは、TROCCOで「差分転送」モードが指定された転送設定のみが対象です。 「クエリを使用して転送」モードでは、転送元テーブルと転送先テーブル間のリネージは表示されません。 **転送元として対応しているデータストア** - MySQL([カスタムデータベース](/cometa/docs/datastore-authentication-custom-database)) - PostgreSQL([カスタムデータベース](/cometa/docs/datastore-authentication-custom-database)) - SQL Server([カスタムデータベース](/cometa/docs/datastore-authentication-custom-database)) **転送先として対応しているデータストア** - BigQuery - Snowflake - Redshift - [カスタムデータベース](/cometa/docs/datastore-authentication-custom-database)(「その他」を除く) **表示されるリネージ** - テーブルレベルのみ:転送元テーブル → 転送先テーブル - 例:MySQLテーブル → BigQueryテーブル、PostgreSQLテーブル → Snowflakeテーブル ### Tableauリネージ BigQuery・Snowflakeのテーブルと、それを参照するTableauデータソースとの関係を表示します。 カスタムSQLでDWHを参照している場合 Tableauから[カスタムSQL](https://help.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/customsql.htm)でDWHを参照している場合、リネージは表示されません。 **対応データストア** - BigQuery → Tableau - Snowflake → Tableau **リネージの生成条件** 以下の1〜3の全てに当てはまる場合、リネージ表示が可能です。 1. COMETAにTableauデータストア連携を設定している 2. COMETA上で管理しているBigQuery・SnowflakeのテーブルをTableauが参照している 3. 以下のいずれかの条件を満たし、Tableauのメタデータを取得できる状態にある - Tableau Data Managementの機能が利用できるプランやライセンスを契約している - (Tableau Data Managementライセンスを保持していない場合) サイト管理者ロールのアカウントで発行したアクセストークンをデータストア連携に使用している - (Tableau Data Managementライセンスを保持していない、かつ、サイト管理者以外のアクセストークンを連携に使用している場合) Tableauの「設定 > 全般 > データベースおよびテーブルに関するメタデータへの自動アクセス」が有効になっている **表示されるリネージ** - テーブルレベルのみ:テーブル(BigQuery/Snowflake) → Tableauデータソース ## リネージの更新タイミング リネージ情報は、アセット取り込みジョブ/dbtメタデータ連携ジョブの実行時に自動的に更新されます。 ## リネージのサポート状況 ### データストア別リネージ対応状況 | データストア | ビュー | dbt | TROCCOデータマート | Tableau(テーブル→データソース) | TROCCO転送 | | --- | --- | --- | --- | --- | --- | | BigQuery | ○ | ○ | ○ | ○ | ○(転送先の場合) | | Snowflake | ○(ビューのみ) | ○ | ○ | ○ | ○(転送先の場合) | | Redshift | × | × | × | × | ○(転送先の場合) | | カスタムデータベース | × | × | × | × | ○(「転送元: MySQL, PostgreSQL, SQL Server のみ/ 転送先:「その他」以外) | ### リネージのサポート対象外 以下の機能・条件では、リネージが正しく表示されない、または表示されません。 - Snowflakeの機械学習関数(ML関数):ML関数を含むリネージは表示できません - データベース固有の方言関数:各データベース固有の特殊な関数や構文を用いたビューやテーブルでは、リネージを正しく表示できない場合があります