メタデータ自動取得機能
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概要
TROCCOの転送ジョブ・データマートジョブを利用してデータストアに転送・ロードされたテーブルには、自動でメタデータ(またはそれに準ずる情報)が付与されます。
本ページでは、自動取得されるメタデータの種類と、取得条件について説明します。
自動取得の対象
以下の3種類の情報が取得されます。
データソースに関するメタデータ
データソースに関するメタデータの取得対象となるコネクタ
TROCCOの以下の転送元コネクタを利用して転送されたテーブルには、データソースに関するメタデータが自動で付与されます。
- 転送元 - kintone
- 転送元 - MySQL
- 転送元 - PostgreSQL
- 転送元 - Salesforce
- 転送元 - Yahoo!検索広告
MySQL・PostgreSQLのメタデータ
テーブルの行数やサイズは、概算値を表示します。実際の値とは異なります。
カラム参照
カラム参照の自動定義の対象となるコネクタ
TROCCOの以下の転送元コネクタを利用して転送されたテーブル群には、カラム参照が自動で定義されます。
- 転送元 - MySQL
- 転送元 - PostgreSQL
- 転送元 - Salesforce
カラム参照の自動定義の仕様
TROCCOの転送設定に記述されたSQL文を解析して対象カラムを可能な限り抽出し、抽出したカラムに対してご利用のサービス側にて定義された情報を利用して、カラム参照を定義します。
なお、カラム参照の自動定義には、以下の技術的制約が存在します。
- TROCCOの転送設定について
- 転送設定STEP1の転送元側の転送方式としてクエリを使用して転送が利用されている場合に、記載されたSQL文が解析困難なほど複雑である場合は、カラムを抽出できないことがある
- 利用しているサービス側について
- MySQL・PostgreSQLの場合:対象カラムに外部キー制約が定義されている必要がある
- Salesforceの場合:対象フィールドに参照関係が定義されている必要がある
カラムリネージ
TROCCOのデータマート機能のデータ転送モードを利用してロードされたテーブルでは、カラムリネージが閲覧できるようになります。
カラムに紐づくメタデータの自動引き継ぎ
TROCCOのデータマート機能のデータ転送モードを利用してロードされたテーブルについて、該当テーブルの各カラムに対して、生成元カラムのデータソースに関するメタデータが自動で引き継がれます。
ただし、上記メタデータが引き継がれるには、データマート定義上でカラムの値に加工を加えていないことが条件となります。
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