メタデータ自動取得機能
  • 18 Jun 2024
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メタデータ自動取得機能

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記事の要約

概要

TROCCOの転送ジョブ・データマートジョブを利用してデータストアに転送・ロードされたテーブルには、自動でメタデータ(またはそれに準ずる情報)が付与されます。
本ページでは、自動取得されるメタデータの種類と、取得条件について説明します。

自動取得の対象

以下の3種類の情報が取得されます。

データソースに関するメタデータ

データソースに関するメタデータの取得対象となるコネクタ

TROCCOの以下の転送元コネクタを利用して転送されたテーブルには、データソースに関するメタデータが自動で付与されます。

  • 転送元 - Google Analytics
  • 転送元 - kintone
  • 転送元 - MySQL
  • 転送元 - PostgreSQL
  • 転送元 - Salesforce
  • 転送元 - Yahoo!検索広告
Google Analyticsの対応バージョン

UA(ユニバーサル アナリティクス)にのみ対応しています。
GA4(Google Analytics 4)には対応していません。

MySQL・PostgreSQLのメタデータ

テーブルの行数やサイズは、概算値を表示します。実際の値とは異なります。

データソースに関するメタデータの取得仕様

データソースに関するメタデータは、データカタログ管理者が利用できるTROCCO上の転送設定・接続情報を利用してデータソースに接続することで取得されます。
したがって、データカタログ管理者が転送設定・接続情報を利用できない場合、データソースに関するメタデータは取得されないことがあります。

カラム参照

カラム参照の自動定義の対象となるコネクタ

TROCCOの以下の転送元コネクタを利用して転送されたテーブル群には、カラム参照が自動で定義されます。

  • 転送元 - MySQL
  • 転送元 - PostgreSQL
  • 転送元 - Salesforce

カラム参照の自動定義の仕様

データカタログ管理者が利用できるTROCCO上の転送設定に記載されたSQL文を解析し、JOIN可能なテーブルの対応関係(カラム参照)を可能な限り定義します。
転送設定に記載されたSQL文が解析困難なほど複雑である場合は、カラム参照の取得対象外になりうる旨、ご了承ください。

カラムリネージ

TROCCOのデータマート機能のデータ転送モードを利用してロードされたテーブルでは、カラムリネージが閲覧できるようになります。

カラムに紐づくメタデータの自動引き継ぎ

TROCCOのデータマート機能のデータ転送モードを利用してロードされたテーブルについて、該当テーブルの各カラムに対して、生成元カラムのデータソースに関するメタデータが自動で引き継がれます。
ただし、上記メタデータが引き継がれるには、データマート定義上でカラムの値に加工を加えていないことが条件となります。

補足情報

データカタログ管理者が利用できるTROCCO上のリソース

TROCCOのチーム機能のご利用状況によって異なります。

  • チーム機能をご利用の場合データカタログ管理者運用者ロール以上を持つ転送設定・接続情報のみを利用します。
  • チーム機能をご利用でない場合データカタログ管理者作成した転送設定・接続情報のみを利用します。

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