--- title: "入力ファイル形式の設定について | TROCCO Docs" slug: "configuration-of-input-files" updated: 2025-11-12T09:24:27Z published: 2025-11-12T09:24:27Z canonical: "documents.trocco.io/configuration-of-input-files" --- > ## Documentation Index > Fetch the complete documentation index at: https://documents.trocco.io/llms.txt > Use this file to discover all available pages before exploring further. # 入力ファイル形式の設定について ## 概要 転送元ファイル・ストレージ系コネクタでは、転送設定のSTEP1にて入力ファイル形式を設定し、STEP2の入力オプションにて入力ファイルに対する詳細設定を行うことができます。 本ページでは、TROCCOが対応する入力ファイル形式とコネクタ、および入力オプションの各種設定項目について説明します。 ## 入力ファイル形式 転送設定編集のSTEP1にて、以下から選択できます。 - CSV/TSV - JSON Lines - JSONPath - LTSV - Microsoft Excel(xlsxまたはxlsファイル) - XML(β版) - Parquet XMLファイルの転送について XMLファイル形式の転送機能は、β版でのご提供となっています。 正式版リリース時には、仕様が変更される可能性があります。 Parquetファイルの転送に対応しているコネクタ Parquetファイル形式の転送には、以下のコネクタのみが対応しています。 - [転送元 - Amazon S3](/docs/data-source-s3) - [転送元 - Azure Blob Storage](/docs/data-source-azure-blob-storage) - [転送元 - Google Cloud Storage](/docs/data-source-google-cloud-storage) ## 本記事の対象となるコネクタ - [転送元 - Amazon S3](/docs/data-source-s3) - [転送元 - App Store Connect API](/docs/data-source-app-store-connect-api) - [転送元 - Azure Blob Storage](/docs/data-source-azure-blob-storage) - [転送元 - Box](/docs/data-source-box) - [転送元 - FTP・FTPS](/docs/data-source-ftp) - [転送元 - Google Cloud Storage](/docs/data-source-google-cloud-storage) - [転送元 - Google Drive](/docs/data-source-googledrive) - [転送元 - HTTP・HTTPS](/docs/data-source-http) - [転送元 - KARTE Datahub](/docs/data-source-karte-datahub) - [転送元 - Microsoft SharePoint](/docs/data-source-microsoft-sharepoint) - [転送元 - SFTP](/docs/data-source-sftp) - [転送元 - ローカルファイル](/docs/data-source-local-file) ## 設定項目 入力ファイル形式によって、設定項目は異なります。 ### CSV/TSV Embulkの[csv-parser-plugin](https://www.embulk.org/docs/built-in.html#csv-parser-plugin)を使用しています。 #### STEP2 入力オプション | 項目名 | デフォルト値 | 説明 | | --- | --- | --- | | 区切り文字 | , | CSVデータの区切り文字を設定します。 | | 引用符 | " | 引用符を設定できます。 | | エスケープ文字 | \ | エスケープ文字を設定できます。 | | NULLに置換される文字列 | 設定しない | NULLに置換する文字列を設定できます。 **設定する**を選択すると、置換対象の文字列を入力できます。 | | スキップするヘッダー行数 | 0 | 何番目の行までをスキップするか設定します。 たとえば、1行目が項目名になっていて、項目名の行を転送データに含めたくない場合は、1を設定してください。 | | 引用符がない場合に値から空白を取り除く | いいえ | 引用符がない場合に値から空白を取り除くかどうかを設定できます。 | | イレギュラーなクオートの処理方式 | ACCEPT_ONLY_RFC4180_ESCAPED | クオート付きフィールド内にイレギュラーなクオートが存在した場合の処理方法を設定します。 詳しくは、[csv-parser-plugin](https://www.embulk.org/docs/built-in.html#csv-parser-plugin)の`quotes_in_quoted_fields`を参照ください。 | | コメントラインマーカー | - | ここで設定した文字が行のはじめにあったら、その行をスキップします。 | | カラム数が減っている行の処理 | 不正なレコードとして処理する | **不正なレコードとして処理する**を選択した場合、カラム数が不足しているレコードが存在したときに、該当する行の処理をスキップします。 **足りないカラムをNULL補完する**を選択した場合、カラム数が不足しているレコードが存在したときに、NULL値を補完して処理を続行します。 | | カラム数が増えている行の処理 | 不正なレコードとして処理する | **不正なレコードとして処理する**を選択した場合、カラム数が超過しているレコードが存在したときに、該当する行の処理をスキップします。 **カラムを無視して処理**を選択した場合、カラム数が超過しているレコードが存在したときに、あふれた列を無視して処理を続行します。 | | 引用符で囲める最大データ量 | 131072 | 引用符で囲める最大データ量(byte単位)を設定します。 ここで設定した値より大きなデータ量のものが存在した場合は、その行の処理をスキップします。 | | 不正なレコードが存在した場合に転送を中止するかどうか | 転送を中止する | **転送を中止する**を選択した場合、不正なレコードが存在したときに、転送を中止します。 **処理を続行**を選択した場合、不正なレコードが存在したときに、NULL値を補完して処理を続行します。 | | デフォルトのタイムゾーン | UTC | 読み込んだデータ自体にタイムゾーンに関する情報がない場合に、タイムスタンプ型の列で用いるタイムゾーンを設定できます。 | | 日付初期設定 | 1970-01-01 | 日付列で、日付が認識できなかった場合のデフォルト値を設定できます。 | | 改行 | CRLF | 改行に関するルールをCRLF、LF、CRの中から設定します。 | | 文字エンコーディング | - | 文字エンコーディングの方式を設定できます。 未入力の場合は、自動データ設定時に自動的に推測されます。 | ### JSON Lines `embulk-parser-jsonl`を使用しています。 #### STEP2 入力オプション | 項目名 | デフォルト値 | 説明 | | --- | --- | --- | | 不正なレコードが存在した場合に転送を中止するかどうか | 転送を中止する | **転送を中止する**を選択した場合、不正なレコードが存在したときに、転送を中止します。 **処理を続行**を選択した場合、不正なレコードが存在したときに、NULL値を補完して処理を続行します。 | | デフォルトのタイムゾーン | UTC | 読み込んだデータ自体にタイムゾーンに関する情報がない場合に、タイムスタンプ型の列で用いるタイムゾーンを設定できます。 | | 改行 | CRLF | 改行に関するルールをCRLF、LF、CRの中から設定できます。 | | 文字エンコーディング | - | 文字エンコーディングの方式を設定できます。 未入力の場合は、自動データ設定時に自動的に推測されます。 | ### JSONPath [embulk-parser-jsonpath](https://github.com/hiroyuki-sato/embulk-parser-jsonpath)を使用しています。 #### STEP1 基本設定 | 項目名 | デフォルト値 | 説明 | | --- | --- | --- | | JSONPath | - | JSONPathの書き方については、[Operators](https://github.com/json-path/JsonPath#operators)を参照ください。 ※全指定する場合は`$.*`と指定してください。 | #### STEP2 入力オプション | 項目名 | デフォルト値 | 説明 | | --- | --- | --- | | ルート | - | STEP1 基本設定の「JSONPath」と同様の設定です。 | | デフォルトのタイムゾーン | UTC | 読み込んだデータ自体にタイムゾーンに関する情報がない場合に、タイムスタンプ型の列で用いるタイムゾーンを設定できます。 | ### LTSV #### STEP2 入力オプション | 項目名 | デフォルト値 | 説明 | | --- | --- | --- | | 改行 | CRLF | 改行に関するルールをCRLF、LF、CRの中から設定できます。 | | 文字エンコーディング | - | 文字エンコーディングの方式を設定できます。 未入力の場合は、自動データ設定時に自動的に推測されます。 | ### Microsoft Excel [embulk-parser-poi_excel](https://github.com/trocco-io/embulk-parser-poi_excel/tree/0.2.2)を使用しています。 #### STEP1 基本設定 | 項目名 | デフォルト値 | 説明 | | --- | --- | --- | | シート名 | - | 転送対象のシート名を入力します。 | | スキップするヘッダー行数 | 1 | 何番目の行までをスキップするか設定します。 たとえば、1行目が項目名になっていて、項目名の行を転送データに含めたくない場合は、1を設定してください。 | | カラム設定 | - | カラム名・カラム型・値の取得方法を設定します。 値の取得方法について、 - **キャッシュ利用**を選択した場合 - Excelファイルがローカルで保存された時点での計算結果を利用するため、転送処理が高速化されます。 - **転送時再計算**を選択した場合 - 転送時にセル内の数式を再計算します。 | | 日時カラムのタイムゾーン | Asia/Tokyo | タイムスタンプ型の列で用いるタイムゾーンを設定できます。 | 計算結果が都度異なる関数 カラム設定の値の取得方法にて**キャッシュ利用**を選択した場合、Excelファイルがローカルで保存された時点での値を利用して転送します。 そのため、日付/時刻関数(例:TODAY関数)や乱数生成関数(例:RAND関数)といった都度計算結果が変化する関数は、転送実行時に再計算されません。ご注意ください。 転送実行時にセル内の数式を再計算する必要がある場合は、**転送時再計算**を選択してください。 ### XML(β版) `embulk-parser-xml`を使用しています。 #### STEP1 基本設定 | 項目名 | デフォルト値 | 説明 | | --- | --- | --- | | ルートのパス(XPath形式) | - | Xpathの探索の基準となるノードへのルートパスを入力します。 XMLファイル内のすべてのノードを探索対象としたい場合は、`/`を入力してください。 | | カラム設定 | - | 取得したいノードのパスをXpath形式で入力します。 XPathの記法については、[XPath Syntax](https://www.w3schools.com/xml/xpath_syntax.asp)を参照ください。 カラム型は以下から選択できます。 - `string` - `long` - `timestamp` - `double` - `boolean` - `json` `timestamp`を選択した場合は、フォーマットおよびタイムゾーンも入力してください。 | XML名前空間について XML名前空間で定義した接頭辞と組み合わせたパスの指定はできません。 ### Parquet [embulk-parser-parquet](https://github.com/trocco-io/embulk-parser-parquet/tree/0.0.2)を使用しています。 自動データ設定のファイルサイズの制限について 転送設定STEP2にて行われる自動データ設定の結果、以下のエラーが発生することがあります。 ``` file:/example.tmp is not a Parquet file. Expected magic number at tail ``` このエラーは、自動データ設定に利用したParquetファイルのサイズが大きすぎると発生します。 この場合、以下の対応を取ってください。 1. 転送対象のParquetファイルからスキーマ情報を抽出し、同一スキーマで軽量なParquetファイルをサンプルとして作成します。 2. 転送設定STEP1の**自動データ設定・カラム定義の再読み込み** > **別ファイルを指定**にて、作成したParquetファイルをアップロードします。 - この際、**プレビューでも使用する**は有効にしてください。 3. (既存の転送設定を編集している場合)転送設定STEP2に遷移する際に**自動データ設定を実行**します。 ジョブ実行時のファイルサイズの制限について メモリ不足によるエラーが発生する場合は、転送対象のファイルを分割することを検討してください。