転送先 - Google Ads コンバージョン

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概要

Google Adsに対してコンバージョンデータを転送する設定のDocsです。

  • 任意の転送元からデータを抽出し、オフラインコンバージョン拡張コンバージョン(ウェブ向け)拡張コンバージョン(リード向け) のいずれかのコンバージョン種類にデータを送信します。
  • 各APIの形式に合わせ、TROCCO上でカラム名や型をマッピングしていただく必要があります。

設定項目

項目 必須 デフォルト値 説明
Google Ads接続情報 - あらかじめ登録してあるGoogle Adsの接続情報から、今回の転送設定に必要な権限を持つものを選択します。
コンバージョン種別 オフラインコンバージョン 以下のいずれかを選択します。
お客様ID - お客様IDを入力します。Google広告の画面左上に表示される10桁の番号を、ハイフンを含めずに入力してください。
001.png
コンバージョンアクションID - コンバージョン送信先のアクションIDを入力します。取得方法は、後述のコンバージョンアクションIDの取得方法を参照ください。

コンバージョンアクションIDの取得方法

  1. Google広告コンソール画面右上のツールと設定コンバージョンをクリックします。
    002.png

  2. 対象のコンバージョン アクションをクリックします。
    003-p.png

  3. URLを確認し、ctIdパラメーターの値を取得します。
    004.png

オフラインコンバージョンを利用する場合

概要

オフラインコンバージョンとは、Google広告を経由し店舗への来店・契約するようなコンバージョンに対し、元の広告クリックID(GCLID)との紐付けを行うことで、広告効果を測定するための仕組みです。

制約

  • クリックによるコンバージョンのみ、転送がサポートされています。
  • 電話によるコンバージョンはサポートされていません。

事前準備

データの送信先となるコンバージョンに対し、Google クリック ID(GCLID)を使用してオフライン コンバージョンのインポートを設定する必要があります。

カラムマッピング

データを転送するためには、TROCCO上でカラム名と型をマッピングする必要があります。
以下の表を参照し、TROCCOの転送設定STEP2「カラム定義」タブにて、マッピングを行ってください。

カラム名 データ型 必須 入力例 説明
gclid string xxxxxx Google Click ID (GCLID)
conversion_time timestamp 2020-01-01 00:00:00 +09:00 コンバージョン発生日時
conversion_value double - 1.0 コンバージョン値
conversion_currency string - USD コンバージョン通貨

拡張コンバージョン(ウェブ向け)を利用する場合

概要

Webマーケティングで広く利用されている、3rd Party Cookieによるトラッキング技術は、2023年以降Google Chromeブラウザで廃止されます。その代替手段のひとつが拡張コンバージョン(ウェブ向け)になります。
Googleの保持するアカウントとクリックのデータと広告主のLPページや問い合わせフォームで得た登録情報を突合し、広告クリックの広告効果を計測する仕組みです。
個人が特定できる登録情報は、Googleにアップロードする前にハッシュ化して送信されます。

詳しくはGoogle Ads API公式ドキュメントを参照ください。

制約

事前準備

顧客データに関する規約に同意していただく必要があります。
(参考: 顧客データに関するポリシー - Google 広告ポリシー ヘルプ

  1. Google広告コンソール画面右上のツールと設定コンバージョンをクリックします。
    002.png

  2. 画面左側の設定をクリックします。
    005-p.png

  3. 顧客データに関する規約をクリックし、同意します。
    image.png

カラムマッピング

データを転送するためには、TROCCO上でカラム名と型をマッピングする必要があります。
以下の表を参照し、TROCCOの転送設定STEP2「カラム定義」タブにて、マッピングを行ってください。

カラム名 データ型 必須 入力例 説明
order_id string 1 オーダーID
* コンバージョンごとに、一意となる文字列を入力してください。
conversion_time timestamp 2020-01-01 00:00:00 +09:00 コンバージョン発生日時
gclid string - xxxxxx Google Click ID (GCLID)
value double 1.0 コンバージョン値
currency_code string - USD コンバージョン通貨
user_agent string - Mozilla/5.0 (Macintosh; ...) ユーザーエージェント
email string *1 hoge@example.com メールアドレス
* 値がSHA-256でハッシュ化されていない場合は、TROCCO内部でSHA-256でハッシュ化されて転送されます。
phone_number string *2 +8131111xxxx 電話番号
* 値がSHA-256でハッシュ化されていない場合は、TROCCO内部でSHA-256でハッシュ化されて転送されます。
first_name string *3 Bob 名前
* 値がSHA-256でハッシュ化されていない場合は、TROCCO内部でSHA-256でハッシュ化されて転送されます。
last_name string *3 Smith 名字
* 値がSHA-256でハッシュ化されていない場合は、TROCCO内部でSHA-256でハッシュ化されて転送されます。
street_address string *3 123 market street 住所
* 値がSHA-256でハッシュ化されていない場合は、TROCCO内部でSHA-256でハッシュ化されて転送されます。
city string *3 San Francisco 市町村
state string *3 CA
country string *3 USA
postcode string *3 95814 郵便番号
必須となるカラム

共有項目(コンバージョン関連項目)に加えて、以下の属性のうち、いずれか1つの属性に含まれるすべてのカラムを転送データに含める必要があります。

  • メールアドレスの場合(上記必須列の*1に該当するカラム)
    • email
  • 電話番号の場合(上記必須列の*2に該当するカラム)
    • phone_number
  • 名前および住所の場合(上記必須列の*3に該当するカラム)
    • first_name
    • last_name
    • street_address
    • city
    • state
    • country
    • postcode
* ハッシュ化対象のカラム

メールアドレス・電話番号・名前・名字・住所の値は、転送元データ側でSHA-256でハッシュ化されている場合、そのまま転送されます。
転送元データ側でハッシュ化されていない場合は、TROCCO内部でSHA-256でハッシュ化されて転送されます。

拡張コンバージョン(リード向け)を利用する場合

概要

拡張コンバージョン(リード向け)は、フォーム送信や資料請求など、リード獲得に関するコンバージョンをトラッキングするための仕組みです。
広告主が取得した顧客の氏名やメールアドレスなどの情報をGoogleにハッシュ化して送信し、広告クリックと照合します。
これにより、リード獲得における広告効果を測定することが可能になります。

詳しくはGoogle Ads API公式ドキュメントを参照ください。

事前準備

Google タグを使ってリードの拡張コンバージョンを手動で設定する - Google 広告 ヘルプを参照ください。

カラムマッピング

データを転送するためには、TROCCO上でカラム名と型をマッピングする必要があります。
以下の表を参照し、TROCCOの転送設定STEP2「カラム定義」タブにて、マッピングを行ってください。

カラム名 データ型 必須 入力例 説明
order_id string 1 オーダーID
* コンバージョンごとに、一意となる文字列を入力してください。
conversion_time timestamp 2020-01-01 00:00:00 +09:00 コンバージョン発生日時
gclid string - xxxxxx Google Click ID (GCLID)
value double 1.0 コンバージョン値
currency_code string - USD コンバージョン通貨
ad_user_data_consent string GRANTED イベントの同意設定
以下のいずれかの値を入力してください。
  • UNSPECIFIED
  • GRANTED
  • DENIED
email string *1 hoge@example.com メールアドレス
* 値がSHA-256でハッシュ化されていない場合は、TROCCO内部でSHA-256でハッシュ化されて転送されます。
phone_number string *2 +8131111xxxx 電話番号
* 値がSHA-256でハッシュ化されていない場合は、TROCCO内部でSHA-256でハッシュ化されて転送されます。
必須となるカラム

共有項目(コンバージョン関連項目)に加えて、以下の属性のうち、いずれか1つの属性に含まれるすべてのカラムを転送データに含める必要があります。

  • メールアドレスの場合(上記必須列の*1に該当するカラム)
    • email
  • 電話番号の場合(上記必須列の*2に該当するカラム)
    • phone_number
* ハッシュ化対象のカラム

メールアドレス・電話番号の値は、転送元データ側でSHA-256でハッシュ化されている場合、そのまま転送されます。
転送元データ側でハッシュ化されていない場合は、TROCCO内部でSHA-256でハッシュ化されて転送されます。