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転送先 - HubSpot
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概要
HubSpotへデータを転送する設定のヘルプページです。
設定項目
STEP1 基本設定
項目名 | 必須 | デフォルト値 | 内容 |
---|---|---|---|
HubSpot接続情報 | Yes | - | あらかじめ登録してあるHubSpotの接続情報から、今回の転送設定に必要な権限を持つものを選択します。 認証方式としてOAuth 2.0で作成された接続情報のみ、選択可能です。 |
オブジェクトタイプ | Yes | - | 転送先として指定したいオブジェクト名を選択します。オブジェクトタイプ一覧contact company deal product ticket line_item quote subscription call email meeting note postal_mail task |
転送モード | Yes | UPSERT | オブジェクトに対し、データ転送するときの方式を選択します。UPSERT :オブジェクトに対し、データをUPSERT します。INSERT ):オブジェクトに対し、データを追記します。 |
UPSERT キー | Yes | hs_object_id | 転送モードでUPSERT を選択したときに入力します。マージキー(主キー)扱いとする、値の重複のないプロパティーの名前を入力してください。 なお、デフォルト値の hs_object_id は、HubSpot側で設定されたユニークな値を持つプロパティーです。hs_object_id 以外のプロパティーを指定したい場合は、HubSpot側で事前準備が必要となります。詳しくは、後述の任意のプロパティーをUPSERTキーに設定する場合を参照ください。 |
オブジェクトへの関連付け | Yes | - | オブジェクトタイプでエンゲージメントオブジェクトを選択した場合に設定します。 詳しくは、オブジェクトへの関連付けを参照ください。 |
subscription
オブジェクトオブジェクトタイプにsubscription
を選択した場合、UPSERT
で転送が行われます。
また、UPSERT キーはemail
およびsubscription_id
が自動で指定されます。
詳しくは、後述のsubscriptionオブジェクトを更新する場合を参照ください。
HubSpot上で作成したカスタムオブジェクトにデータを転送できます。
カスタムオブジェクトを読み込むをクリックすると、選択した接続情報に紐づくカスタムオブジェクトが選択できるようになります。
オブジェクトへの関連付け
HubSpotでは、あるオブジェクトのレコードを他のオブジェクトのレコードに関連付けることができます。
TROCCOでは、エンゲージメントオブジェクトを転送する際に、既存のHubSpotオブジェクトに対する関連付けを合わせて行います。
エンゲージメントオブジェクトの一覧
エンゲージメントオブジェクトの一覧と、それぞれが関連付けられるオブジェクトの一覧は以下のとおりです。
エンゲージメントオブジェクト | 関連付けられるオブジェクト一覧 |
---|---|
call | contact , company , deal , ticket |
email | contact , company , deal , ticket |
meeting | contact , company , deal , ticket |
note | contact , company , deal , ticket |
postal_mail | contact , company , deal , ticket |
task | contact , company , deal , ticket , quote |
オブジェクトへの関連付けの設定項目
オブジェクトタイプにてエンゲージメントオブジェクトを選択すると、オブジェクトへの関連付けが表示されます。
- 対象オブジェクト
- 関連付けを行う対象のオブジェクトを選択します。
- HubSpot側のユニークキー
- 関連付けを行う対象のオブジェクトから、ユニークな値を持つカラムを入力します。
- 転送データ側のカラム名
- 転送対象のデータに含まれる「関連付け対象のレコードを特定するためのカラム」の名前を入力します。
- カラム内の値がHubSpot側のユニークキーの値と一致するときに、該当レコードにエンゲージメントが関連付けられます。
オブジェクトへの関連付けの設定例
以下のデータを転送するとします。
hs_timestamp,hs_call_body,company_id
2023-08-01T00:00:00.000Z,hoge,hoge@example.com,XXXXXXXXXX1
2023-08-02T00:00:00.000Z,fuga,fuga@example.com,XXXXXXXXXX1
2023-08-03T00:00:00.000Z,piyo,piyo@example.com,XXXXXXXXXX2
オブジェクトタイプにcall
を選択し、オブジェクトへの関連付けにて以下のように設定します。
- 対象オブジェクト:
company
- HubSpot側のユニークキー:
hs_object_id
- 転送データ側のカラム名:
company_id
この転送設定を実行すると、転送データはそれぞれ以下のレコードに関連付けられます。
- 転送データの1~2行目:
company
オブジェクトのhs_object_id
カラムの値がXXXXXXXXXX1
であるレコード - 転送データの3行目:
company
オブジェクトのhs_object_id
カラムの値がXXXXXXXXXX2
であるレコード
補足事項
任意のプロパティーをUPSERTキーに設定する場合
UPSERTキーにhs_object_id
またはcontact
オブジェクトのemail
以外のプロパティーを設定したい場合は、あらかじめHubSpot側で設定する必要があります。
以下で、設定手順を説明します。
- HubSpotにログインし、ご利用中のHubSpotアカウントをクリック
- 画面右上、赤枠内の設定アイコンをクリック
- プロパティーをクリック
- オブジェクトを選択し、UPSERTキーとして使用したいプロパティーをクリック
- ルールタブをクリック
- このプロパティーでは、重複にならない値を必須にするを有効化し、保存をクリック
subscriptionオブジェクトを更新する場合
subscription
オブジェクトを更新するためには、TROCCO上でカラム名や型をマッピングする必要があります。
以下の表を参照し、TROCCOの転送設定STEP2「カラム定義」タブにて、マッピングを行ってください。
カラム名 | データ型 | 必須 | 入力例 | 説明 |
---|---|---|---|---|
email | string | ✓ | hoge@example.com | メールアドレス |
subscription_id | long | ✓ | 12232 | サブスクリプションID |
is_subscribed | boolean | ✓ | true | 配信登録ステータスtrue : 配信登録するfalse : 配信解除する |
is_subscribed
に関する制約is_subscribed
(配信登録ステータス)がfalse
である(解除されている)データは更新できません。
配信登録ステータスが登録されている状態に更新したい場合は、HubSpot側の画面上から更新してください。HubSpot側のデータに対し、配信登録ステータスを変更しない形でのデータの更新には対応していません。
したがって、HubSpot側でis_subscribed
(配信登録ステータス)がtrue
である(登録されている)状態のデータに対し、is_subscribed
がtrue
のデータで更新できません。
サブスクリプションIDの確認方法
- HubSpotの画面上で設定>データ管理>プロパティーを選択します。
- プロパティー画面右上の全てのプロパティーをエクスポートを選択し、モーダルの「エクスポート」をクリックして、エクセル/CSVファイルをダウンロードします。
- エクセル/CSVファイルのCONTACTシートの中に
hs_email_optout_
で始まる項目を探します。
例:hs_email_optout_111
の場合、サブスクリプションIDは111
です。