転送元 - Microsoft SQL Server
- 印刷
- PDF
転送元 - Microsoft SQL Server
- 印刷
- PDF
記事の要約
この要約は役に立ちましたか?
ご意見ありがとうございます
概要
Microsoft SQL Serverからデータを転送する設定のヘルプページです。
制約
転送したいオブジェクトのSELECT権限が、転送設定に使用する接続情報のユーザーに付与されている必要があります。(db_datareader権限等)
詳細については、公式ドキュメントをご参照ください。テーブル一覧・スキーマ一覧のサジェスト機能を利用するためには、転送設定で使用するMicrosoft SQL Server接続情報に、以下の権限が付与されている必要があります。
- テーブル一覧は、
sys.databases
から取得しています。下記マニュアルに記載の権限が必要です。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/sql/relational-databases/system-catalog-views/sys-databases-transact-sql?view=sql-server-ver16#permissions - スキーマ一覧は、情報スキーマビューから取得しています。下記マニュアルに記載の権限が必要です。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/sql/relational-databases/system-information-schema-views/system-information-schema-views-transact-sql?view=sql-server-ver16#permissions
- テーブル一覧は、
上記権限が付与されていない場合、サジェスト機能がエラーになりますが、データへのアクセス権限が付与されていればデータプレビューおよび転送ジョブの実行は可能です。
設定項目
STEP1 基本設定
項目名 | 必須 | デフォルト値 | 内容 |
---|---|---|---|
Microsoft SQL Server接続情報 | Yes | - | あらかじめ登録してある接続情報から、今回の転送設定に必要な権限を持つものを選択します。 |
データベース | Yes | - | 取得したいデータが格納されているデータベース名を指定して下さい。 |
スキーマ | Yes | - | 取得したいデータが格納されているスキーマ名を指定して下さい。 |
転送方法 | Yes | クエリを使用して転送 | クエリを使用して転送・差分転送のいずれかを選択します。 差分転送について、詳しくは差分転送機能を参照ください。 |
クエリ | Yes | - | 転送方法でクエリを使用して転送を選択した場合に入力します。 転送データを取得するためのSQLを入力してください。 |
テーブル | Yes | - | 転送方法で差分転送を選択した場合に入力します。 転送したいデータが入っているテーブル名を入力してください。 |
デフォルトのタイムゾーン | Yes | UTC | 列がdate/time/datetime型だった場合、時刻をどのタイムゾーンにするかを指定してください。 |
STEP2 詳細設定
項目名 | デフォルト値 | 内容 |
---|---|---|
カーソルが一度に処理するレコード数 | 10000 | 一度に取得する行数を指定することができます。 |
接続タイムアウト(秒) | 300 | ドライバが接続するまでのタイムアウトを秒単位で指定できます。 0とした時はMicrosoft SQL Serverのデフォルトである15秒となります。 |
ソケットタイムアウト(秒) | 1800 | クエリを実行するまでのタイムアウトを秒単位で指定できます。 0とした時はタイムアウトなしとなります。 |
この記事は役に立ちましたか?