転送元 - TROCCO
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記事の要約
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概要
TROCCOで保持しているデータを転送する設定のDocsです。
転送元TROCCOでは、以下のいずれかのデータを転送できます。
- データカタログ
- データカタログに保持しているメタデータを転送できます。
- 転送設定・データマート定義・ワークフロー定義・ワークフロータスクジョブ
- 過去に実行されたジョブに関する履歴データを転送できます。
制約
ジョブ実行履歴を取得できる期間
ジョブ実行履歴を転送する日時を起点に、最大で過去1年前までに実行されたジョブの履歴データを転送できます。
それ以前に実行されたジョブの履歴データは、転送できません。
設定項目
STEP1 基本設定
項目名 | 必須 | 内容 |
---|---|---|
対象 | Yes | 転送する対象を以下から選択します。 |
データタイプ | Yes | 転送するデータタイプを以下から選択します。
|
転送設定・データマート定義・ワークフロー定義・ワークフロータスクジョブを選択した場合
項目名 | 必須 | 内容 |
---|---|---|
データ取得期間 | Yes | 転送したいデータの開始日時と終了日時を入力します。YYYY-MM-DD またはYYYY-MM-DD HH:mm:ss 形式で入力してください。HH:mm:ss を指定しなかった場合、00:00:00 が代わりに指定されます。 |
タイムゾーン | Yes | データ取得期間のタイムゾーンを選択します。 |
実行ログ出力設定 | No | 実行ログ出力の有効・無効を選択します。 有効にした場合、転送項目に実行ログが追加されます。 ワークフロー定義を選択した場合は実行ログは出力できません。 |
出力できる実行ログの期間
実行ログ出力設定を有効にした場合に出力できるのは、以下の日付以降のログとなります。
- 転送設定:2025年4月10日
- データマート定義:2025年3月10日
- ワークフロータスクジョブ:2025年3月3日
データ取得期間の基準
データ取得期間は、各ジョブの実行日時(created_at
)を基準とします。
したがって、created_at
の値がデータ取得期間内にあるジョブの履歴データが転送対象となります。
実行ログ出力を有効にした際に転送できるデータの期間
実行ログ出力を有効にした場合、転送できるデータは最大90日となります。
データ取得期間に90日より大きい範囲を指定した場合、終了日時を起点として90日に自動的に制限されます。
転送項目
以下は、各対象・各データタイプで転送される項目の一覧です。
データカタログ
ユーザー定義メタデータ
転送できるデータタイプは、以下の2つから選択できます。
メタデータ転送対象のテーブル
基本メタデータ、ユーザー定義メタデータの少なくとも一方が入力済みのテーブル・カラムのメタデータのみ、転送されます。
カラム名 | 型 | 説明 |
---|---|---|
bigquery_project_id | string | BigQueryに関するメタデータのプロジェクト |
bigquery_dataset | string | BigQueryに関するメタデータのデータセット |
bigquery_table | string | BigQueryのテーブル名 |
bigquery_column | string | BigQueryのカラム名 データタイプにユーザー定義メタデータ(BigQueryカラム情報) を選択した場合のみ、転送されます。 |
trocco_metadata_logical_name | string | 基本メタデータの論理名 |
trocco_metadata_description | string | 基本メタデータの説明 |
trocco_metadata_last_updated_at | timestamp | 基本メタデータの最終更新日時 |
(ユーザー定義メタデータ用テンプレートで定義したフィールド) | (詳細は後述) | ユーザー定義メタデータの値 |
user_defined_metadata_last_updated_at | timestamp | ユーザー定義メタデータの最終更新日時 |
ユーザー定義メタデータ用テンプレートで定義したフィールド
データ型について
テンプレートで定義したデータ型は、以下の型に変換されます。String
->string
Text(Markdown)
->string
Integer
->long
Boolean
->boolean
カラム名について
- ユーザー定義メタデータ用テンプレートで定義したフィールド名に英数字以外の文字が使われている場合、転送先のコネクタによっては転送できないことがあります。
- 上記の場合、転送設定STEP2のカラム定義にて、英数字のみで構成されたカラム名に変更してください。
カラム参照一覧
カラム参照一覧を転送します。
カラム名 | 型 | 説明 |
---|---|---|
bigquery_src_project_id | string | BigQueryに関するメタデータのプロジェクト(参照元) |
bigquery_src_dataset | string | BigQueryに関するメタデータのデータセット(参照元) |
bigquery_src_table | string | BigQueryのテーブル名(参照元) |
bigquery_src_column | string | BigQueryのカラム名(参照元) |
bigquery_dst_project_id | string | BigQueryに関するメタデータのプロジェクト(参照先) |
bigquery_dst_dataset | string | BigQueryに関するメタデータのデータセット(参照先) |
bigquery_dst_table | string | BigQueryのテーブル名(参照先) |
bigquery_dst_column | string | BigQueryのカラム名(参照先) |
creation_type | string | カラム参照の作成方法trocco_data_source user |
created_by | string | カラム参照の作成者のメールアドレス |
last_updated_at | timestamp | カラム参照の最終更新日時 |
転送設定
ジョブ実行履歴
過去に実行された転送ジョブに関する履歴データを転送します。
カラム名 | 型 | 説明 |
---|---|---|
job_id | long | 転送ジョブID |
job_url | string | 転送ジョブURL |
job_definition_id | long | ジョブの元となった転送設定ID |
job_definition_url | string | ジョブの元となった転送設定URL |
job_definition_name | string | ジョブの元となった転送設定名 |
executor_type | string | 転送ジョブの実行方法manual :手動実行scheduler :スケジュール実行workflow :ワークフローのタスクとして実行api :APIによる実行job_dependency :トリガージョブによる実行 |
status | string | 転送ジョブのステータスqueued :実行待ちsetting_up :実行準備中executing :実行中interrupting :実行中断中succeeded :実行完了(成功)error :実行完了(エラー)canceled :実行完了(キャンセル)skipped :実行完了(スキップ) |
transfer_records | long | 転送されたレコード数 |
transfer_bytes | long | null | 転送サイズ(バイト) |
skipped_records | long | null | スキップされたレコード数 |
stdout | string | ジョブの標準出力(実行ログ出力が有効な場合のみ) |
stderr | string | ジョブのエラー出力(実行ログ出力が有効な場合のみ) |
started_at | timestamp | null | 転送ジョブの開始日時(%Y-%m-%d %H:%M:%S %Z ) |
finished_at | timestamp | null | 転送ジョブの終了日時(%Y-%m-%d %H:%M:%S %Z ) |
created_at | timestamp | 転送ジョブの実行日時(%Y-%m-%d %H:%M:%S %Z ) |
データマート定義
ジョブ実行履歴
過去に実行されたデータマートジョブに関する履歴データを転送します。
カラム名 | 型 | 説明 |
---|---|---|
datamart_job_id | long | データマートジョブID |
datamart_job_url | string | データマートジョブURL |
datamart_definition_id | long | ジョブの元となったデータマート定義ID |
datamart_definition_url | string | ジョブの元となったデータマート定義URL |
datamart_definition_name | string | ジョブの元となったデータマート定義名 |
executor_type | string | データマートジョブの実行方法manual :手動実行scheduler :スケジュール実行workflow :ワークフローのタスクとして実行job_dependency :トリガージョブによる実行 |
status | string | データマートジョブのステータスqueued :実行待ちsetting_up :実行準備中executing :実行中interrupting :実行中断中succeeded :実行完了(成功)error :実行完了(エラー)canceled :実行完了(キャンセル)skipped :実行完了(スキップ) |
transfer_records | long | 転送されたレコード数 |
log | string | 実行ログ(実行ログ出力が有効な場合のみ) |
started_at | timestamp | null | データマートジョブの開始日時(%Y-%m-%d %H:%M:%S %Z ) |
finished_at | timestamp | null | データマートジョブの終了日時(%Y-%m-%d %H:%M:%S %Z ) |
created_at | timestamp | データマートジョブの実行日時(%Y-%m-%d %H:%M:%S %Z ) |
ワークフロー定義
ジョブ実行履歴
過去に実行されたワークフロージョブに関する履歴データを転送します。
カラム名 | 型 | 説明 |
---|---|---|
pipeline_job_item_id | long | ワークフロージョブIDに紐づくユニークID |
pipeline_job_id | long | ワークフロージョブID |
pipeline_job_url | string | ワークフロージョブURL |
pipeline_definition_id | long | ワークフロージョブの元となったワークフロー定義ID |
pipeline_definition_url | string | ワークフロージョブの元となったワークフロー定義URL |
pipeline_definition_name | string | ワークフロージョブの元となったワークフロー定義名 |
executor_type | string | ワークフロージョブの実行方法manual :手動実行scheduler :スケジュール実行workflow :ワークフローのタスクとして実行api :APIによる実行retry :リトライ実行(停止位置から再実行、またはリトライ設定による再実行) |
canceled_type | string | null | ワークフロージョブのキャンセル方法manual :手動キャンセルworkflow :ワークフローによるキャンセルtimeout :タイムアウトによるキャンセル |
status | string | ワークフロージョブのステータスqueued :実行待ちsetting_up :実行準備中executing :実行中interrupting :実行中断中succeeded :実行完了(成功)error :実行完了(エラー)canceled :実行完了(キャンセル)skipped :実行完了(スキップ)retry_waiting :実行完了(エラー)状態からリトライ開始するまでの待ち状態(リトライ回数が設定されている場合のみ) |
started_at | timestamp | null | ワークフロージョブの開始日時(%Y-%m-%d %H:%M:%S %Z ) |
finished_at | timestamp | null | ワークフロージョブの終了日時(%Y-%m-%d %H:%M:%S %Z ) |
created_at | timestamp | ワークフロージョブの実行日時(%Y-%m-%d %H:%M:%S %Z ) |
ワークフロータスクジョブ
ジョブ実行履歴
過去に実行されたワークフロータスクジョブに関する履歴データを転送します。
転送対象外のワークフロータスク
以下のワークフロータスクは実行履歴の転送対象外です。
- TROCCO転送ジョブ
- TROCCO dbtジョブ
- TROCCOデータマートシンク
- TROCCOエージェント
カラム名 | 型 | 説明 |
---|---|---|
pipeline_task_job_id | long | ワークフロータスクジョブID |
status | string | ワークフロータスクジョブのステータスqueued :実行待ちsetting_up :実行準備中executing :実行中succeeded :実行完了(成功)error :実行完了(エラー)interrupting :実行中断中canceled :実行完了(キャンセル)bypassed :実行完了(バイパス) |
log | string | null | タスクジョブのログ(実行ログ出力が有効な場合のみ) |
started_at | timestamp | null | ワークフロータスクジョブの開始日時(%Y-%m-%d %H:%M:%S %Z ) |
finished_at | timestamp | null | ワークフロータスクジョブの終了日時(%Y-%m-%d %H:%M:%S %Z ) |
created_at | timestamp | ワークフロータスクジョブの作成日時(%Y-%m-%d %H:%M:%S %Z ) |
pipeline_task_job_loop_item_id | long | null | カスタム変数ループ実行のジョブID |
loop_item_status | string | null | カスタム変数ループ実行のステータスqueued setting_up executing succeeded error interrupting canceled |
loop_item_log | string | null | カスタム変数ループ実行のジョブのログ(実行ログ出力が有効な場合のみ) |
loop_item_started_at | timestamp | null | カスタム変数ループ実行のジョブの開始日時(%Y-%m-%d %H:%M:%S %Z ) |
loop_item_finished_at | timestamp | null | カスタム変数ループ実行のジョブの終了日時(%Y-%m-%d %H:%M:%S %Z ) |
loop_item_created_at | timestamp | null | カスタム変数ループ実行のジョブの作成日時(%Y-%m-%d %H:%M:%S %Z ) |
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