- 15 Feb 2024
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テーブル情報
- 更新日 15 Feb 2024
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概要
テーブル情報タブでは、テーブルおよびテーブルに紐づく各カラムに関するさまざまな情報を確認できます。
テーブル情報タブは、以下の4つの機能で構成されています。
- テーブル情報
- テーブル内のメタデータを確認・編集できます。
- カラム情報
- テーブルに紐づく各カラムのメタデータを確認・編集できます。
- 要約統計情報およびデータプレビューを確認できます。
- カラム間の参照関係を手動で設定できます。
- プレビュー
- テーブルのプレビューを確認できます。
- 各カラムの要約統計情報を確認できます。
- カラムリネージ
- カラムのリネージを視覚的に確認できます。
テーブル情報共通機能
① テーブル名
テーブル名が表示されます。
② 論理名
論理名が表示されます。
論理名は、本箇所だけでなく、データカタログ内のさまざまな箇所で表示されます。
- 検索結果の各テーブル名・カラム名の右隣
- 表示テーブルをフィルタのテーブル名の直下
- カラム情報の論理名列の値
- プレビューのカラム名の直下
- ER図のテーブル名の直下
- クエリエディタの入力補完機能内
- 基本メタデータの論理名が入力されている場合
- 基本メタデータの論理名が論理名として扱われます。
- 基本メタデータの論理名が入力されていない場合
- データソースに関するメタデータの下記フィールド名の値が論理名として扱われます。
データソース名 | フィールド名(テーブル) | フィールド名(カラム) |
---|---|---|
Google Analytics | - | フィールド表示名 |
kintone | アプリ名 | フィールド名 |
Salesforce | 表示ラベル(単数系) | 日本語列名 |
Yahoo!検索広告 | - | 日本語表示名 |
③ お気に入りボタン
テーブルをお気に入りに登録できます。
お気に入りに登録されたテーブルは、表示テーブルをフィルタ直下のお気に入りの中に格納されます。
④ クエリボタン
クエリエディタを立ち上げます。
テーブル情報タブで開いていたテーブルがFROM句に指定された状態で立ち上がります。
⑤ タブの切り替え
表示する機能を切り替えます。参照したい機能名をクリックしてください。
⑥ テーブルフィルター
テーブルのフィルタリングを行います。任意のテーブル名を入力してください。
テーブル情報
テーブルに関するメタデータを表示します。
① 基本メタデータ
お客様自身でメタデータを入力・編集できます。
項目名 | 備考 |
---|---|
論理名 | trocco側で既定しているメタデータ項目です。 入力を推奨しています。 |
説明 | trocco側で既定しているメタデータ項目です。 Markdown記法に対応しています。 |
関連する転送設定 | 該当のテーブルを転送するときに利用した転送設定を表示します。 本項目は、troccoの転送設定を利用して転送されたテーブルに対してのみ、表示されます。 なお、リンクをクリックすることで、転送設定詳細画面を表示できます。 |
関連するデータマート定義 | 該当のテーブルを作成するときに利用したデータマート定義を表示します。 本項目は、troccoのデータマート機能のデータ転送モードを利用したテーブルに対してのみ、表示されます。 なお、リンクをクリックすることで、データマート定義詳細画面を表示できます。 |
関連する転送設定・関連するデータマート定義の詳細画面を表示するためには、閲覧者以上のロールを有する必要があります。
詳しくは、チーム機能についてを参照ください。
② カラム参照一覧へのリンク
リンクをクリックすると、該当テーブル内に定義されているカラム参照の一覧が表示されます。
③ ユーザー定義メタデータ
あらかじめユーザー定義メタデータ用テンプレートで作成したフィールドに、お客様自身でメタデータを入力・編集できます。
お客様自身でフィールド名、データ型、入力必須の有無などを定義できます。
テンプレートの設定は、データカタログ設定で行うことができます。
④ データストアに関するメタデータ
troccoのカタログデータ抽出機能によって自動取得されるメタデータです。
- 画面上では、対応するデータストア名が表示されます。
- 例:BigQueryに関するメタデータ
- お使いのデータストアによって、取得されるメタデータ項目は異なります。
それぞれのデータストアにて取得されるメタデータについて、詳しくは取得されるメタデータ一覧を参照ください。
⑤ データソースに関するメタデータ
troccoのメタデータ自動統合機能によって自動取得されるメタデータです。
- 画面上では、対応するデータソース名が表示されます。
- 例:Salesforceに関するメタデータ
- お使いのデータソースによって、取得されるメタデータ項目は異なります。
データソースに関するメタデータは、以下の条件をいずれも満たした場合に自動取得されます。
- 転送元のコネクタがtroccoのメタデータ自動統合機能に対応している。
- troccoのデータ転送機能を経由して作成されたテーブルである。
troccoのメタデータ自動統合機能に対応するコネクタについて、詳しくは対応コネクタの「データソース」を参照ください。
カラム情報
テーブルに含まれるカラムを一覧表示します。
カラムに関するメタデータを表示したり、カラム参照を手動で定義したりすることもできます。
デフォルトではカラム名、データ型、論理名の3つが列項目として表示されます。
カラム情報に表示する列項目は、trocco基本メタデータ設定で設定することもできます。
カラム情報の詳細
各カラムの詳細をクリックすると、該当のカラムに関するメタデータが表示されます。
要約統計情報およびデータプレビューも合わせて確認できます。
カラムのデータ型によって、表示される項目は異なります。
お客様が管理されるデータストア上でクエリを実行し、その実行結果を表示しています。
そのため、クエリの実行サイズに基づいて、お客様のデータストアに対して課金が発生します。 ご了承ください。
BigQueryをお使いの際に、クエリ当たりの課金金額が10円(ファイルサイズで約15.5GB)を超える場合は、データをサンプリングした上でクエリを実行します。
カラムに紐づくメタデータの自動引き継ぎ
troccoのデータマート機能を利用して生成したテーブルのカラムは、生成元カラムのデータソースに関するメタデータを自動で引き継ぐことができます。
ただし、メタデータを自動で引き継ぐためには以下の条件があります。
- データマート定義上で、カラムの値に加工を加えていない。
- データマート定義のクエリ実行モードとしてデータ転送モードを用いている。
- 自由記述モードを用いて生成されたテーブルに対しては、引き継ぎの対象外となります。
カラム参照の手動定義
カラム間の関係性を手動で設定できます。カラム参照を追加をクリックしてください。
関係性を設定したいテーブル名とカラム名を選択し、作成をクリックしてください。
troccoでは、カラム参照を手動定義したテーブル間の関係性もER図で描写されます。
また、カラム参照を手動定義したテーブル間のJOIN分析にも対応しています。
プレビュー
テーブルのプレビューを表示します。各カラムのデータ型や、要約統計情報を確認することもできます。
ソート・フィルター機能にも対応しています。
- 複数のカラムに対してソート・フィルター機能を組み合わせることはできません。
- ユニークな値が200個を超えるカラムに対しては、フィルター機能は利用できません。
- BigQueryのビューに対しては、プレビューは表示できません。
- ビューについて、詳しくはビューの概要を参照ください。
レコード上の任意の箇所をクリックすると、レコード詳細が表示されます。
カラムリネージ
テーブルに含まれるカラムの生成経路を表示します。
カラムをクリックすると、そのカラムに連なるカラムおよびその経路がハイライト表示されます。
カラムリネージは、以下の条件をいずれも満たしたテーブルに対してのみ表示されます。
- troccoのデータマート機能を利用して生成されたテーブルである。
- データマート定義のクエリ実行モードとしてデータ転送モードを用いている。
- 自由記述モードを用いて生成されたテーブルに対しては、カラムリネージが表示されない。
点線と実線の2種類があります。
- 実線の場合、データは加工されずにそのままの状態で生成されたことを意味しています。
- 点線の場合、加工されたデータが生成されたことを意味しています。
デフォルトでは、このテーブルを終点としたリネージが表示されます。
このテーブルを起点としたリネージに表示を切り替えたいときは、下記赤枠内のアイコンをクリックしてください。