タイムゾーン設定について
  • 15 Nov 2023
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タイムゾーン設定について

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Article Summary

概要

troccoでは、画面上の表示日時や転送設定のスケジュール実行などの日時指定に、任意のタイムゾーンを適用できます。
このページでは、それらのタイムゾーンの設定について説明します。

固定のタイムゾーンが適用されるケースについて

一部、任意のタイムゾーンを適用できないケースがあります。ご注意ください。
固定のタイムゾーンが適用されるケースを参照ください。

サマータイムについて

サマータイムを採用しているタイムゾーンは夏季に標準時間とずれが発生します。ご留意ください。

タイムゾーンの種類

troccoで設定できるタイムゾーンは2つに大別できます。

ユーザー情報に紐づくタイムゾーン

下記に適用されます。

  • 画面上の日時表示
    タイムゾーンのオフセット(協定世界時との時差)が時刻に続く形式で、ユーザー情報に紐づくタイムゾーンが適用された日時が画面上に表示されます。
    たとえば、協定世界時との時差が+9時間であるAsia/Tokyoをタイムゾーンに設定した場合、2023/08/31 15:00:00 +09:00のように表示されます。

  • 各種設定で指定するタイムゾーンの規定値
    後述の各種設定で指定するタイムゾーンの規定値に、ユーザー情報に紐づくタイムゾーンが適用されます。
    ユーザー情報に紐づくタイムゾーンと異なるタイムゾーンを指定したい場合は、それぞれの設定画面でタイムゾーンを変更してください。

ユーザー情報に紐づくタイムゾーンの変更手順

  1. ログイン中のメールアドレスが表示されているエリアをクリックし、ユーザー情報をクリックします。
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  2. タイムゾーン設定編集をクリックします。
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  3. タイムゾーンを選択し、保存をクリックします。
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各種設定で指定するタイムゾーン

スケジュール実行日時やカスタム変数に展開する日時など、設定する日時に対して個別にタイムゾーンを指定できます。
個別に指定したタイムゾーンは、ユーザーに紐づくタイムゾーンよりも優先され、各種設定の実行時に適用されます。

例:転送設定のスケジュール登録でタイムゾーンを指定する

  1. 転送設定詳細のスケジュール設定タブでスケジュールを追加をクリックします。
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  2. 任意のタイムゾーンを選択し、保存をクリックします。
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登録したスケジュールは、スケジュール設定タブの実行スケジュールに表示されます。
実行スケジュール列とタイムゾーン列に、上記手順で登録した内容が反映されます。
ただし、次回実行予定列にはユーザーに紐づくタイムゾーンに変換された日時が表示されます。
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ユーザーに紐づくタイムゾーンを変更すると、変更後のタイムゾーンに変換した日時が次回実行予定の値に表示されます。

固定のタイムゾーンが適用されるケース

以下のケースでは、設定した任意のタイムゾーンではなく、固定のタイムゾーンが適用されます。

  • Etc/UTC (+00:00)が固定で適用されるケース
    • 転送先Google BigQuery・データマートGoogle BigQuery
      • パーティショニング設定時のパーティションの境界時間
    • プログラミングETL
      • プログラミング言語に実装されている時刻クラスや時刻モジュールのデフォルトタイムゾーン
  • Asia/Tokyo (+09:00)が固定で適用されるケース
    • trocco API実行系リクエストのtime_zoneパラメータの規定値
    • troccoホーム画面のダッシュボード転送時間サマリー転送量サマリーの集計期間日時

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