概要
HTTPリクエストタスクとは、ワークフロー内に設定できるタスクのひとつです。
外部のAPIやWebhookに対してHTTPリクエストを送信し、ワークフローの一部として外部サービスと連携できます。
たとえば、データ転送完了後に外部サービスのAPIを呼び出してデータ処理をトリガーする、といったケースで利用できます。
設定方法
- OAuth 2.0認証を利用するかどうかを選択します。
利用するにチェックを入れた場合、あらかじめ登録したHTTP・HTTPS接続情報を使用して、OAuth 2.0認証を行います。
チェックを入れなかった場合、認証情報はHTTPヘッダーやHTTPパラメータに直接設定します。
OAuth 2.0を利用する場合は、事前にHTTP・HTTPS接続情報を登録しておく必要があります。
-
カスタム変数を設定します。
定義した変数を$で囲んで (例 : $variable$) 「カスタム変数埋込可」の表記のある値に埋め込むと、ジョブ実行時に指定の値に置き換わります。 -
リクエスト先のURLを指定します。
セキュリティ上の理由から、TROCCOのドメイン(trocco.io)へのリクエストは送信できません。もし仮に、この機能を利用しTROCCO APIへのリクエストを行いジョブを起動したい場合は、ワークフロー機能のご利用をおすすめします。
- リクエストに使用するHTTPメソッドを選択します。
以下のメソッドに対応しています。
- GET
- POST
- URLに付加するHTTPパラメータを設定します。
パラメータを追加するをクリックして、複数のパラメータを追加できます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 名前 | パラメータ名を指定します。 |
| 値 | パラメータの値を指定します。 |
| マスキング | 有効にすると、値が暗号化されて保存されます。APIキーなどの秘匿情報は原則マスキングを有効化することを推奨します。 一度マスキングして保存した場合、マスキングの設定は変更できません。 |
- HTTPメソッドでPOSTを選択した場合、リクエストボディを指定します。
HTTPヘッダでContent-Typeを指定しない場合、デフォルトでapplication/jsonとしてリクエストされます。
-
ステータスコードチェックの有効・無効を設定します。
通常、HTTPリクエストタスクはレスポンスのステータスコードが2xx以外の場合にエラーとなります。
ステータスコードチェックを無効にするにチェックを入れると、4xxや5xxなどのエラーレスポンスを受け取った場合でもタスクは成功となり、後続のタスクが実行されます。 -
リクエストに付与するHTTPヘッダを設定します。
ヘッダを追加するをクリックして、複数のヘッダを追加できます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| キー | ヘッダー名を指定します。 |
| 値 | ヘッダーの値を指定します。 |
| マスキング | 有効にすると、値が暗号化されて保存されます。APIキーなどの秘匿情報は原則マスキングを有効化することを推奨します。 一度マスキングして保存した場合、マスキングの設定は変更できません。 |
ユースケース
HTTPリクエストタスクの代表的なユースケースについてご紹介します。
データ転送完了後にAWS Lambdaを実行する
データ転送完了後に、POSTメソッドでAWS Lambdaのサーバーレス関数を実行して追加処理を実行できます。
AWS側の詳しい設定については、公式ドキュメントを参照ください。
設定例
- URLにAPI GatewayのエンドポイントURLを指定します。
https://API_ID.execute-api.REGION.amazonaws.com/STAGE/PATH
- HTTPメソッドにPOSTを選択します。
- HTTPリクエストボディに、Lambdaに渡すパラメータをJSON形式で指定します。
{
"table_name": "$table_name$",
"date": "$date$"
}
- HTTPヘッダに認証情報を設定します。
- キー:
x-api-key - 値:
**********(マスキングを有効)
- キー:
外部APIからデータを取得する
GETメソッドで外部APIを用いてデータの有無を確認し、データが存在すれば後続タスクを実行するように設定できます。
設定例
- カスタム変数にカスタム変数を設定します。ここでは、タスク実行当日を基準に、該当するデータの存在チェックを実行します。
- 変数名:
$date$ - データ型: 時刻・日付 (実行時)
- 値:
0 - 単位:
日 - 前/後:
前 - 日付フォーマット:
%Y%m%d - タイムゾーン: `Asia/Tokyo (+09:00)
- URLに外部APIのエンドポイントURLを指定します。
https://api.example.com/v1/data - HTTPメソッドにGETを選択します。
- HTTPパラメータに、設定したカスタム変数を追加します。ここでは、dateパラメータで取得対象のデータを絞り込めるAPIを想定しています。
- 名前:
date - 値:
$date$(カスタム変数を使用)
- 名前:
- ステータスコードチェックを無効にするにチェックを入れます。後続の条件分岐タスクでレスポンスのステータスによって処理を分岐します。
- HTTPヘッダに、認証情報などを追加します。
- 条件分岐タスクを後続タスクに配置し、条件式を設定します。
- 対象: 前段のHTTPリクエストタスク
- プロパティ: HTTPステータスコード
- 演算子: 等しい
- 値: 200