接続情報 - Zoom
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    接続情報 - Zoom

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    記事の要約

    本ページでは、Zoomに接続するための設定(接続情報)について説明します。
    転送に関する設定については、転送元 - Zoomを参照ください。

    認証方式

    • OAuth2.0

    利用上の注意・制約

    OAuth認証の有効期限

    Zoomの認証情報には有効期限があります。アクセストークンの有効期限は1時間です。
    TROCCOでは、リフレッシュトークンを使用してアクセストークンを自動的に更新するため、通常は再認証の必要はありません。
    ただし、Zoom側でアプリの権限が変更された場合は、再認証が必要になることがあります。
    認証情報が無効になった場合は、接続情報の編集画面からZoomアカウント認証を再度行ってください。

    API Rate Limit

    Zoom APIには、アカウントタイプに応じてリクエスト回数の制限があります。
    基本プランでは1秒あたり1リクエスト、プロ・ビジネス・エンタープライズプランでは1秒あたり10リクエストの制限があります。
    制限を超えると、HTTP 429エラーが返され、一時的にAPIが使用できなくなります。
    詳細はZoom公式ドキュメント − Rate Limitsを参照ください。

    設定項目

    接続情報の設定に必要な項目はありません。OAuth2.0認証プロセスを通じて、必要な認証情報が自動的に取得されます。

    1. Zoom接続情報の作成画面で、Zoomアカウント認証ボタンをクリックします。
    2. Zoomのログイン画面が表示されるので、接続に使用するアカウントでログインします。
    3. 権限の付与を確認する画面が表示されるので、承認します。
    4. TROCCOに戻り、認証が完了したことを確認します。

    Zoom側で必要な作業

    権限の付与

    転送元に利用する場合

    Zoomからデータを取得するには、認証したユーザーが以下のリソースにアクセスできる権限を持っている必要があります。

    • アカウント情報
    • ユーザー情報
    • ミーティング情報
    • ウェビナー情報

    認証したユーザーが閲覧できるリソースのみが転送対象となります。必要に応じて、Zoom上でユーザーに適切な権限を付与してください。

    困ったときには・トラブルシューティング

    「Zoomアカウント認証に失敗しました」というエラーが表示される

    考えられる原因

    • OAuth2.0のアクセストークンが期限切れになっている
    • Zoom側でアカウントの権限設定が変更された
    • ZoomアカウントでREST APIが無効になっている

    対処方法

    1. 接続情報の編集画面を開きます。
    2. Zoomアカウント認証ボタンをクリックして再認証を行います。
    3. Zoomのログイン画面でアカウント情報を入力します。
    4. 権限の付与を確認し、承認します。
    5. TROCCOに戻り、再度転送を試みます。

    それでも解決しない場合は、Zoom管理者にアカウントのREST API設定を確認してもらってください。

    API Rate Limitに関するエラーが発生する

    考えられる原因

    • 短時間内に大量のAPIリクエストを実行している
    • アカウントタイプに応じたAPI制限を超えている
    • 同一アカウント内の他のアプリケーションも同時にAPIを使用している

    対処方法

    1. 転送設定の実行頻度を調整し、API呼び出し回数を減らします。
    2. 大量のデータを転送する場合は、転送対象データを分割して小さなバッチで実行します。
    3. アカウントプランのアップグレードを検討してください(Business+プランではより多くのAPIリクエストが可能です)。
    4. Zoomアカウント内で他のアプリケーションのAPI使用状況を確認してください。

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