接続情報 - Airtable
    • PDF

    接続情報 - Airtable

    • PDF

    記事の要約

    本ページでは、Airtableに接続するための設定(接続情報)について説明します。
    転送に関する設定については、転送元 - Airtableを参照ください。

    APIキーの廃止について

    Airtableは2024年2月にAPIキーを廃止し、Personal Access Tokenへの移行を完了しました。
    既存のAPIキーをお持ちの場合は、Personal Access Tokenへの移行が必要です。

    認証方式

    • Personal Access Token

    設定項目

    項目名必須説明
    Personal Access TokenAirtableのPersonal Access Tokenを入力します。
    Personal Access Tokenの取得方法については、Personal Access Tokenの取得方法を参照ください。

    Airtable側で必要な作業

    Personal Access Tokenの取得方法

    Personal Access Tokenを取得するには、以下の手順を実行してください。

    1. Airtableにログインします。

    2. 画面右上のアカウントアイコンをクリックし、ドロップダウンメニューからBuilder Hubを選択します。

    3. Builder Hubの左側メニューからDeveloperセクションのPersonal Access Tokenメニューを選択し、画面右上のCreate new tokenボタンをクリックします。

    4. Personal Access Tokenの設定画面で、以下の項目を設定します:

      • Name: トークンの名前を入力します(例:TROCCO連携用)
      • Scopes: 以下のスコープを選択します
        • data.records:read - レコードの読み取り
        • schema.bases:read - ベーススキーマの読み取り
    5. Accessセクションで、トークンがアクセスできるベースを設定します:

      • 特定のベースのみにアクセスを制限する場合:Add a baseをクリックして、対象のベースを選択します
      • ワークスペース内のすべてのベースにアクセスを許可する場合:Add a workspaceをクリックして、対象のワークスペースを選択します
    6. 設定が完了したら、Create tokenボタンをクリックします。

    7. 生成されたPersonal Access Tokenが表示されます。このトークンをコピーして安全な場所に保管してください。

      トークンの保管について

      このトークンは一度しか表示されません。ページを離れると再確認はできませんので、必ずコピーして安全に保管してください。

    ベースIDの確認方法

    転送設定でベースIDが必要になる場合があります。ベースIDは以下の手順で確認できます。

    1. Airtableにログインし、対象のベースを開きます。

    2. ブラウザのアドレスバーを確認します。URLは以下の形式になっています:

      https://airtable.com/appXXXXXXXXXXXXXX/...
      
    3. appで始まる文字列(例:appXXXXXXXXXXXXXX)がベースIDです。

    困ったときには・トラブルシューティング

    認証エラーが発生する

    Error: Invalid bearer token
    

    考えられる原因

    • Personal Access Tokenが正しく入力されていない
    • Personal Access Tokenに必要なスコープが設定されていない

    対処方法

    1. 入力したPersonal Access Tokenに誤りがないか確認してください。

      • トークンの前後に余分なスペースが含まれていないか確認してください
      • トークン全体が正しくコピーされているか確認してください
    2. Personal Access Tokenのスコープを確認してください。

      • Builder Hubでトークンの詳細を確認し、必要なスコープ(data.records:readschema.bases:read)が設定されているか確認してください
      • スコープが不足している場合は、トークンを編集するか、新しいトークンを生成してください

    特定のベースにアクセスできない

    考えられる原因

    • Personal Access Tokenのアクセス設定で、対象のベースが含まれていない
    • ベース自体へのアクセス権限がない

    対処方法

    1. Builder HubでPersonal Access Tokenの設定を確認し、対象のベースがアクセス許可リストに含まれているか確認してください。

    2. Airtableで対象のベースに対する自身のアクセス権限を確認してください。最低でも「読み取り」権限が必要です。

    3. 必要に応じて、Personal Access Tokenのアクセス設定を更新するか、新しいトークンを生成してください。


    この記事は役に立ちましたか?