接続情報 - Okta
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    接続情報 - Okta

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    記事の要約

    本ページでは、Oktaに接続するための設定(接続情報)について説明します。
    転送に関する設定については、転送元 - Oktaを参照ください。

    認証方式

    • API Key

    利用上の注意・制約

    API制限とレート制限

    Okta APIには以下の制限があります。

    • 各APIエンドポイントにはレート制限が設定されており、デフォルトで上限の50%まで利用可能です。
    • 大量のデータを取得する場合は、転送頻度を調整することを推奨します。
      詳しくは、Okta公式ドキュメント - Rate Limitsを参照ください。

    設定項目

    項目名必須説明
    API KeyOktaの管理者アカウントで発行したAPIトークンを入力します。
    APIトークンの発行方法については、APIトークンの取得を参照ください。
    ホストOktaドメインのURLを入力します。
    例:https://your-domain.okta.com または https://your-domain.oktapreview.com

    Okta側で必要な作業

    APIトークンの取得

    Oktaに接続するためには、管理者権限でAPIトークンを発行する必要があります。

    1. Okta管理者アカウントでOktaにログインします。
    2. 左サイドバーからSecurity > APIをクリックします。
    3. Tokensタブを選択します。
    4. Create Tokenボタンをクリックします。
    5. トークン名を入力し、Create Tokenをクリックします。
    6. 表示されたAPIトークンをコピーして、安全な場所に保存します。
    APIトークンの管理

    APIトークンは一度表示された後は再度確認できません。必ず安全な場所に保存してください。
    また、APIトークンには有効期限があります。デフォルトでは30日間有効ですが、組織の設定によって異なる場合があります。セキュリティの観点からも定期的に更新することを推奨します。

    APIトークンの有効期限確認

    APIトークンの有効期限は、Okta管理画面のSecurity > API > Tokensで確認できます。有効期限が近づいている場合は、新しいトークンを発行してTROCCOの接続情報を更新してください。

    権限の付与

    転送元に利用する場合

    Oktaからデータを取得するには、APIトークンを発行したユーザーが以下のリソースにアクセスできる権限を持っている必要があります。

    • ユーザー管理(Users)
    • グループ管理(Groups)
    • アプリケーション管理(Applications)
    • システムログ(System Logs)
    • ロール管理(Roles)
    • IDプロバイダー(Identity Providers)
    • デバイス管理(Devices)

    APIトークンは発行したユーザーと同じ権限を持ちます。通常は組織管理者(Organization Administrator)またはスーパー管理者(Super Administrator)権限が必要です。

    困ったときには・トラブルシューティング

    「認証に失敗しました」というエラーが表示される

    考えられる原因

    • APIトークンが正しく入力されていない
    • APIトークンが無効化されている
    • ホストURLが正しく入力されていない
    • APIトークンを発行したユーザーに適切な権限が付与されていない

    対処方法

    1. APIトークンが正しく入力されているか確認します。
    2. Okta管理画面でAPIトークンが有効であることを確認します。
    3. ホストURLが正しい形式で入力されているか確認します(例:https://your-domain.okta.com)。
    4. 必要に応じて、新しいAPIトークンを発行し直してください。
    5. APIトークンを発行したユーザーに適切な管理者権限が付与されていることを確認してください。

    「データの取得に失敗しました」というエラーが表示される

    考えられる原因

    • APIレート制限に達している
    • 取得対象のリソースにアクセスする権限がない
    • Oktaサービスに一時的な問題が発生している

    対処方法

    1. 転送頻度を下げて、APIレート制限を回避してください。
    2. APIトークンを発行したユーザーに、取得対象リソースへのアクセス権限があることを確認してください。
    3. しばらく時間をおいてから再度実行してください。
    4. Oktaのサービスステータスページで障害情報を確認してください。

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