転送元 - Microsoft Advertising

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Microsoft Advertisingからデータを転送する設定のDocsです。

制約

  • 特になし

設定項目

STEP1 基本設定

項目名 必須 内容
Microsoft Advertising接続情報 あらかじめ登録してあるMicrosoft Advertisingの接続情報から、今回の転送設定に必要な権限を持つものを選択します。
アカウントID レポートを取得するアカウントIDを入力します。
詳しくは、アカウントIDの確認方法を参照ください。

なお、アカウントIDにはカスタム変数を埋め込むことができます。
複数の広告アカウントIDのデータを1つの転送設定で転送したい場合は、カスタム変数ループ実行をご利用ください。
レポート種別 レポートの種類を以下より選択します。
粒度 レポートの粒度(分割における時間単位)を以下より選択します。
  • Hourly
  • Daily
  • Weekly
  • Monthly
  • Yearly
データ取得期間 転送したいデータの開始日・終了日・タイムゾーンを指定します。
開始日・終了日はYYYY-MM-DD形式で入力してください。

なお、粒度とデータ取得期間の組み合わせによっては、データ取得期間の範囲外のデータも取得されます。
詳しくは、粒度とデータ取得期間の関係を参照ください。
データ取得期間のタイムゾーン

TROCCO上で選択できるタイムゾーンと、Microsoft Advertisingで指定できるタイムゾーンの表記が異なることがあります。以下、例です。

  • TROCCO側:Asia/Tokyo
  • Microsoft Advertising側:OsakaSapporoTokyo

なお、表記が異なるタイムゾーンを選択した場合でも、ジョブ実行時には「Microsoft Advertisingで指定できるタイムゾーン」に適切に変換されます。

レポートの保存期間

Microsoft Advertisingのデータは、各時間単位(粒度)によって分割されたそれぞれのレポートに集約されます。
各レポートの保存期間は、レポートの分割単位によって異なります。
保存期間が過ぎたレポートは取得できません。ご注意ください。
レポートの保存期間について、詳しくはMicrosoft公式ドキュメント - Reporting Data Retention Time Periodsを参照ください。

STEP1 詳細設定

詳細設定をクリックすると、設定項目が表示されます。

項目名 デフォルト値 内容
Impression Share Performance Statistics OFF ONにすると、Impression Share Performance Statisticsに関するカラムが取得されます。
ただし、本データは他のデータと相互排他的な関係を持つため、ONにすると一部のカラムは取得されなくなります。
詳しくは、Microsoft公式ドキュメント - Column Restrictionsを参照ください。
Additional Impression Share Performance Statistics OFF ONにすると、以下のカラムも取得されます。
  • AudienceImpressionLostToBudgetPercent
  • AudienceImpressionLostToRankPercent
  • AudienceImpressionSharePercent
  • RelativeCtr
  • ただし、本データは他のデータと相互排他的な関係を持つため、ONにすると以下のカラムも取得されなくなります。
  • CustomerId
  • CustomerName
  • DeliveredMatchType
詳しくは、Microsoft公式ドキュメント - Column RestrictionsNoteを参照ください。

補足事項

アカウントIDの確認方法

Microsoft Advertisingの管理画面より確認できます。

  1. Microsoft Advertisingにログインします。
  2. Tools>Preferencesの順にクリックします。
    data-source-microsoft-advertising_001.png

Account settingsページが表示され、アカウントIDを確認できます。
data-source-microsoft-advertising_003.png

不適切なアカウントIDを指定した場合のエラー

不適切な形式のアカウントIDを指定した場合、以下のエラーが発生します。

Error: Failed to map Embulk's ConfigSource to org.embulk.input.bing_ads.BingAdsInputPlugin$PluginTask: Can not construct instance of long from String value 'XXXXXXX': not a valid Long value
 at [Source: N/A; line: -1, column: -1]

設定しているアカウントIDが数字のみで構成されていることを確認してください。

粒度とデータ取得期間の関係

各粒度の詳細については、Microsoft公式ドキュメント - ReportAggregation Value Set - Reportingを参照ください。

粒度とレコードの関係

取得されるデータの各レコードは、粒度(分割における時間単位)ごとに構成されます。
たとえば、粒度にMonthlyを選択した場合、一月分のデータが1レコードに集約されます。

取得対象となるレコード

データ取得期間の範囲が「粒度の始点から終点の範囲」に部分的な形でも重なった場合、その粒度のレコードは取得されます。

たとえば、粒度にMonthlyを選択し、データ取得期間に2023-07-28から2023-08-27までを指定したとします。
この場合、2023年07月分と2023年08月分の2か月分のレコードが取得されます。

意図しないレコードの取得を防ぐためには、データ取得期間の開始日・終了日を、粒度の始点・終点に一致させるようにしてください。

各粒度の始点と終点

粒度 始点 終点
Hourly 00:00 59:59
Daily 00:00:00 23:59:59
Weekly 日曜日の00:00:00 土曜日の23:59:59
Monthly 月初日の00:00:00 月末日の23:59:59
Yearly 年始日の00:00:00 年末日の23:59:59