データストア連携管理
  • 18 Jun 2024
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データストア連携管理

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記事の要約

概要

データストア連携管理では、データストアごとの管理者を確認したり、データストアに対する認証を受けることができます。
また、複数のデータストアをデータカタログとしてお使いの場合、デフォルトで表示されるデータストアを設定できます。

データストア連携管理画面

  • 認証(再認証)をクリックすると、該当データストアに対する認証画面へと移動します。
  • 各データストアの名前部分をクリックすると、該当データストアのカタログが表示されます。
  • デフォルトに設定をクリックすると、データカタログ画面にデフォルトで表示されるデータストアが切り替わります。

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管理者とユーザー
  • 管理者とは、データカタログ管理者のことを指します。
    • データカタログ管理者がデータストア連携時に用いたアカウントの認証情報を用いて、アセットを取得します。
  • ユーザーとは、データカタログをお使いのあなたのことを指します。
    • データストアの認証が済んでいる場合は、認証時に利用したアカウント名が表示されます。

データストアの新規連携

データストアを連携すると、そのデータストアに対応するアセットが自動で取り込まれます
なお、新たにデータストアに連携したユーザーは、そのデータストアのデータストア管理者となります。

連携済みデータストアの認証

データストアに対する認証を受けることで、認証情報の権限に基づく形で実データが閲覧できるようになります。
詳しくは、実データの閲覧についてを参照ください。

自身が各データストアに対して認証されているかどうかは、データストア連携管理画面のユーザー部分にて確認できます。
ユーザーの値がないデータストアは、自身がまだ認証されていないデータストアとなります。

なお、すでに認証を受けたデータストアに対して、再度認証を受け直すこともできます。

データカタログ管理者の再認証

TROCCOのデータカタログは、データカタログ管理者がデータストア連携時に用いたアカウントの認証情報を用いて、アセットを取得します。
そのため、前回データストアの認証を受けたとき(おおむねデータストアの初回連携時)と異なる認証情報を用いて再認証された場合、アセット一覧の構成が変わる(取得されるアセットが変わる)可能性があります。ご注意ください。

データストアの認証手順

新たにデータストアを連携する場合も、既存のデータストアに対して認証を受ける場合も、基本的な手順は同じです。
ただし、任意のデータウェアハウスに対してはじめてデータストアを連携する場合は、管理者として認証する必要があります。

BigQueryの場合

認証方式として、以下のいずれかを選択します。

  • Googleアカウント (OAuth)‎:Googleアカウントで認証します。表示される画面に沿って認証手順を進めてください。
  • サービスアカウント (JSONキー)‎:JSON keyを利用して認証します。

Googleアカウント (OAuth)で認証する場合

TROCCOからのGoogleアカウントへのアクセス依頼を許可してください。

サービスアカウント (JSONキー)で認証する場合

JSON Keyの取得手順は、サービスアカウントを用いて接続情報を作成する際の手順と同様です。
ただし、プロジェクトへのアクセスを許可するために、サービスアカウントに以下のロールを付与してください。

  • BigQueryジョブユーザー
  • BigQueryデータ閲覧者

json_role.png

Snowflakeの場合

項目名必須内容
ホスト✓(*)Snowflakeのホストを入力します。
*本項目は管理者として認証するを選択時にのみ表示されます。
ユーザーSnowflakeのユーザー名を入力します。
パスワードSnowflakeのパスワードを入力します。
ウェアハウス-ウェアハウスを入力できます。
本項目で入力したウェアハウス上でクエリが実行されます。
ロール-クエリを実行するロールを入力できます。
本項目で入力したロールに基づいてクエリが実行されます。
ウェアハウスとロール

未入力の場合、Snowflake側のデフォルト設定が利用されます。
Snowflake側でデフォルト設定がない場合は、いずれも入力する必要があります。

ホスト名の入力形式

以下のいずれかの形式で入力できます。

  • <LOCATOR>.<REGION>.<CLOUD>.snowflakecomputing.com
    • 入力例:hm*****.ap-northeast-1.aws.snowflakecomputing.com
  • <ORGANIZATION>-<ACCOUNT_NAME>.snowflakecomputing.com
    • 入力例:*******-km*****.snowflakecomputing.com

上記各要素は、Snowflakeのコンソール画面左下より確認できます。
connection-configuration-snowflake_001


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