マネージドデータ転送について
  • 14 Feb 2024
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マネージドデータ転送について

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Article Summary

マネージドデータ転送についてのヘルプページです。

このページでは、マネージドデータ転送の概要を紹介します。
具体的な設定手順、および詳細な設定項目については、マネージド転送設定を参照ください。

概要

マネージドデータ転送では、転送元にあるデータソース(RDBMSのテーブルや、Salesforceのオブジェクトなど)を一括で取り込み、紐づく転送設定を一元作成できます。
また、作成した転送設定を一括で管理できます。
マネージドデータ転送を用いることで、転送設定を1つずつ手動で作る必要はなくなり、作業時間の短縮が期待できます。

マネージド転送設定と転送設定

マネージド転送設定が作成されたとき、転送元の個々のデータソース(RDBMSのテーブルや、Salesforceのオブジェクトなど)に対して、1つずつ転送設定が作成されます。
これら個々の転送設定は、マネージド転送設定に紐づく形で作成されます。
また、マネージド転送設定作成・編集時の設定は、紐づく個々の転送設定に適用されます。

explanation_transfer.png

explanation_managed_transfer.png

個々の転送設定のフォーマット

個々の転送設定の名前は、以下のフォーマットとなります。
<マネージド転送設定名>_<転送元のデータソース名>

テーブル増減検知

マネージドデータ転送は、転送元のデータソース(RDBMSのテーブルや、Salesforceのオブジェクトなど)の増減を検知できます。
検知したデータソースの増減は、既存のマネージド転送設定に反映することもできます。

  • 転送元でデータソースの追加が新たに検知された場合
    • マネージド転送設定に紐づく転送設定を新たに作成できます。
  • 転送元でデータソースの削除が検知された場合
    • マネージド転送設定にすでに紐づいていた転送設定を削除できます。

explanation_managed_transfer_2.png

ワークフローによるジョブ実行

ワークフロー定義を用いることで、マネージド転送設定単位でジョブを実行できます。
このとき、マネージド転送設定に紐づくすべての転送設定がジョブ実行されます。

フロー編集にて、troccoマネージド転送設定をフローに組み込んでください。

image

テーブル増減検知の通知機能

転送元でデータソース(RDBMSのテーブルや、Salesforceのオブジェクトなど)の増減を検知した場合に、検知結果をSlackに通知することもできます。
テーブル増減検知は、本機能を有効にした上で、マネージド転送設定を組み込んだワークフローを実行したときに通知されます。
詳しくは、マネージド転送設定の「テーブル増減検知結果の通知設定」を参照ください。

対応コネクター

転送元

  • Microsoft SQL Server
  • MySQL
  • PostgreSQL
  • Salesforce

転送先

  • Google BigQuery
  • Snowflake

注意事項

マネージド転送設定の削除

マネージド転送設定を削除すると、紐づく転送設定は削除されます。
なお、trocco上の設定は削除されますが、転送元にあるデータソース(RDBMSのテーブルや、Salesforceのオブジェクトなど)は削除されません。

マネージド転送設定に紐づく転送設定の変更

マネージド転送設定に紐づく転送設定は、別途編集できます。
ただし、紐づく転送設定を編集した後にマネージド転送設定を編集した場合、紐づく転送設定に対して行った各種変更は上書きされます。

チーム機能をご利用の場合

マネージド転送設定は、troccoにおいてリソースとして扱われます。

個々の転送設定が属するリソースグループ
  • マネージド転送設定の作成・編集時
    • リソースグループに追加したり、別のリソースグループに所属を変更した場合、紐づく転送設定はすべてマネージド転送設定と同じリソースグループに所属されます。
  • 個々の転送設定の編集時
    • 所属するリソースグループを変更した場合、その転送設定のリソースグループのみ変更されます。
    • マネージド転送設定および紐づく他の転送設定には、変更は反映されません。

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