転送先 - Google Ads コンバージョン
    • PDF

    転送先 - Google Ads コンバージョン

    • PDF

    記事の要約

    概要

    Google Adsに対してコンバージョンデータを転送する設定のヘルプページです。

    • 任意の転送元からデータを抽出し、オフラインコンバージョン拡張コンバージョンいずれかのコンバージョン種類にデータを送信します。
    • 各APIの形式に合わせ、TROCCO上でカラム名や型をマッピングしていただく必要があります。

    コンバージョン種類について

    オフラインコンバージョン

    Google広告を経由し店舗への来店・契約するようなコンバージョンに対し、元の広告クリックID(GCLID)との紐付けを行うことで、広告効果を測定するための仕組みです。

    拡張コンバージョン

    Webマーケティングで広く利用されている、3rd Party Cookieによるトラッキング技術は、2023年以降Google Chromeブラウザで廃止されます。
    その代替手段のひとつが拡張コンバージョンになります。
    Googleの保持するアカウントとクリックのデータと広告主のLPページや問い合わせフォームで得た登録情報を突合し、広告クリックの広告効果を計測する仕組みです。
    個人が特定できる登録情報は、Googleにアップロードする前にハッシュ化して送信されます。

    設定項目

    項目必須デフォルト値説明
    Google Ads接続情報-あらかじめ登録してあるGoogle Adsの接続情報から、今回の転送設定に必要な権限を持つものを選択します。
    コンバージョン種別オフラインコンバージョン以下のいずれかを選択します。
  • オフラインコンバージョン
  • 拡張コンバージョン
  • お客様ID-お客様IDを入力します。Google広告の画面左上に表示される10桁の番号を、ハイフンを含めずに入力してください。
    001.png
    コンバージョンアクションID-コンバージョン送信先のアクションIDを入力します。取得方法は、後述のコンバージョンアクションIDの取得方法を参照ください。

    コンバージョンアクションIDの取得方法

    1. Google広告コンソール画面右上のツールと設定コンバージョンをクリックします。
      002.png

    2. 対象のコンバージョン アクションをクリックします。
      003-p.png

    3. URLを確認し、ctIdパラメーターの値を取得します。
      004.png

    オフラインコンバージョンを利用する場合

    事前準備

    データの送信先となるコンバージョンに対し、Google クリック ID(GCLID)を使用してオフライン コンバージョンのインポートを設定する必要があります。

    制約

    • クリックによるコンバージョンのみ、転送がサポートされています。
    • 電話によるコンバージョンはサポートされていません。

    カラムマッピング

    以下の表を参照し、TROCCOの転送設定STEP2「カラム定義」タブにて、マッピングを行ってください。

    カラム名データ型必須入力例説明
    gclidstringxxxxxxGoogle Click ID (GCLID)
    conversion_timetimestamp2020-01-01 00:00:00 +09:00コンバージョン発生日時
    conversion_valuedouble-1.0コンバージョン値
    conversion_currencystring-USDコンバージョン通貨

    拡張コンバージョンを利用する場合

    事前準備

    顧客データに関する規約に同意していただく必要があります。
    (参考: 顧客データに関するポリシー - Google 広告ポリシー ヘルプ

    1. Google広告コンソール画面右上のツールと設定コンバージョンをクリックします。
      002.png

    2. 画面左側の設定をクリックします。
      005-p.png

    3. 顧客データに関する規約をクリックし、同意します。
      image.png

    制約

    カラムマッピング

    以下の表を参照し、TROCCOの転送設定STEP2「カラム定義」タブにて、マッピングを行ってください。
    なお、共有項目(コンバージョン関連項目)に加えて、以下の属性のうち、いずれか1つを転送データに含める必要があります。

    • メールアドレス
    • 電話番号
    • 名前および住所

    共通項目

    カラム名データ型必須入力例説明
    order_idstring1オーダーID
    * コンバージョンごとに、一意となる文字列を入力してください。
    conversion_timetimestamp2020-01-01 00:00:00 +09:00コンバージョン発生日時
    gclidstring-xxxxxxGoogle Click ID (GCLID)
    valuedouble-1.0コンバージョン値
    currency_codestring-USDコンバージョン通貨
    user_agentstring-Mozilla/5.0 (Macintosh; ...)ユーザーエージェント

    メールアドレスを含める場合

    カラム名データ型説明入力例
    emailstringhoge@example.comメールアドレス
    * 値がSHA-256でハッシュ化されていない場合は、TROCCO内部でSHA-256でハッシュ化されて転送されます。

    電話番号を含める場合

    カラム名データ型説明入力例
    phone_numberstring+8131111xxxx電話番号
    * 値がSHA-256でハッシュ化されていない場合は、TROCCO内部でSHA-256でハッシュ化されて転送されます。

    名前および住所を含める場合

    名前および住所を含める場合は、以下のカラムをすべて転送データに含めてください

    カラム名データ型入力例説明
    first_namestringBob名前
    * 値がSHA-256でハッシュ化されていない場合は、TROCCO内部でSHA-256でハッシュ化されて転送されます。
    last_namestringSmith名字
    * 値がSHA-256でハッシュ化されていない場合は、TROCCO内部でSHA-256でハッシュ化されて転送されます。
    street_addressstring123 market street住所
    * 値がSHA-256でハッシュ化されていない場合は、TROCCO内部でSHA-256でハッシュ化されて転送されます。
    citystringSan Francisco市町村
    statestringCA
    countrystringUSA
    postcodestring95814郵便番号
    * ハッシュ化対象のカラム

    メールアドレス・電話番号・名前・名字・住所の値は、転送元データ側でSHA-256でハッシュ化されている場合、そのまま転送されます。
    転送元データ側でハッシュ化されていない場合は、TROCCO内部でSHA-256でハッシュ化されて転送されます。


    この記事は役に立ちましたか?