概要
本機能はベータ版で、利用を希望されるお客様にのみ提供しています。
利用を希望される場合は、営業担当者またはカスタマーサクセスまでお問い合わせください。
モデルは、1つのデータソースと、その上に定義したメトリクスをまとめたものです。
「売上」などの集計方法をモデルとして定義すると、ダッシュボードとAIチャットが同じ定義で集計します。
サイドバーのBI>モデルをクリックすると、モデル一覧画面が表示されます。
一覧には、公開されたモデルと、自分がオーナーの非公開モデルが表示されます。
COMETA BIの全体像や前提条件、操作権限は、【COMETA BI】COMETA BIの概要を参照してください。
作成手順
モデルは、以下の流れで作成します。
1. 基本情報を設定する
モデル一覧画面でモデルを作成をクリックし、モデルの名前・説明や、公開状態・認証ステータスなどの管理情報を設定します。
| 項目 | 必須 | 説明 |
|---|---|---|
| 名前 | ✓ | モデル名を入力します。 モデル名は重複できません。 |
| 説明 | - | モデルの説明を入力します。 AIチャットがモデルを選ぶときの手がかりになります。 |
| 公開状態 | - | 以下のいずれかを選択します。デフォルトは非公開です。
|
| 認証ステータス | - | 未指定・認証済・未認証・非推奨から選択します。デフォルトは未指定です。 認証済のモデルは検索・AIチャットで優先的に選ばれ、非推奨のモデルは新しいビューで選べません。 作成後に編集画面で変更できます。変更には、メタデータ編集者のロールとモデルの編集権限(オーナーまたはアカウント特権管理者)の両方が必要です。 |
また、必要に応じてモデル詳細画面のオーナーの編集をクリックし、モデルを管理するオーナーを追加します。
モデルを作成したユーザーは、デフォルトでオーナーとして追加されます。
オーナーは1人以上必要です。
- 自分自身をオーナーから削除できません。
- アカウント管理者は、オーナーでない場合はその他のユーザーと同じ権限です。
2. データソースを設定する
モデルが集計に使うデータの取得方法を設定します。
カタログに登録済みのテーブルをそのまま使うか、抽出SQLを書いてデータを取得するかを選択します。
| 項目 | 必須 | 説明 |
|---|---|---|
| データ取得方法(種類) | ✓ | 以下のいずれかを選択します。選択した取得方法によって、以降の入力項目が異なります。
|
| データストア | ✓ | データを取得するBigQueryのデータストアを選択します。 |
| プロジェクト | ✓ | データを取得するBigQueryのプロジェクトを選択します。 sqlの場合は、抽出SQLを実行するプロジェクトになります。 |
catalog_table(テーブルを選ぶ)の場合
| 項目 | 必須 | 説明 |
|---|---|---|
| データセット | ✓ | テーブルが存在するデータセットを選択します。 |
| テーブル | ✓ | カタログに登録済みのテーブルを選択します。 複数テーブルを結合する場合は、データ取得方法を**sql(クエリを書く)**にしてください。 |
入力後、テーブルを読み込んで列を取得をクリックします。
sql(クエリを書く)の場合
| 項目 | 必須 | 説明 |
|---|---|---|
| 抽出SQL | ✓ | データを取得するSELECT文を入力します。 |
入力後、クエリを実行して列を取得をクリックします。
3. フィールドを設定する
データソースから取得した列が、フィールドとして読み込まれます。
データ型と用途は列の型から自動で設定されるため、必要に応じて変更します。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| データ型 | time・string・numberのいずれかです。 |
| 用途 | 以下のいずれかを選択します。
|
| 説明 | 列の説明を入力します。 |
4. メトリクスを追加する
メトリクスを追加をクリックし、「売上」「注文数」など、名前を付けた集計方法を定義します。
ダッシュボードのビューとAIチャットは、ここで定義したメトリクスを使って集計します。
| 項目 | 必須 | 説明 |
|---|---|---|
| 名前 | ✓ | メトリクス名を入力します。 |
| 表示フォーマット | - | ビューでの数値の表示を指定します。通貨・整数・小数・パーセントから選択します。 |
| メトリクスの種類 | ✓ | 以下のいずれかを選択します。選択した種類によって、以降の入力項目が異なります。 |
| 類義語 | - | メトリクスの別名をカンマ区切りで入力します。 AIチャットや検索で、類義語からもメトリクスを見つけられます。 |
| 説明 | - | メトリクスの説明を入力します。 |
集計・フィルタつき集計の場合
| 項目 | 必須 | 説明 |
|---|---|---|
| 集計関数 | ✓ | SUM・AVG・MIN・MAX・COUNT・COUNT_DISTINCTから選択します。 |
| 対象フィールド | ✓ | 集計するフィールドを選択します。SUM・AVG・MIN・MAXでは、measureのフィールドのみ選べます。 |
| フィルタ(1件以上・AND) | △ | フィルタつき集計の場合に指定します。集計対象の行の条件を指定します。 フィールド・演算子・値の組を1件以上指定します。複数指定した場合、ANDで結合されます。 |
複合の場合
| 項目 | 必須 | 説明 |
|---|---|---|
| 計算式 | ✓ | 演算の対象とするメトリクスと演算子を選択します。 |
複数段の演算を含む計算式は、画面上では編集できません。計算式は表示のみとなります。
5. 保存する
保存をクリックし、モデルを保存します。
フィールドやメトリクスの変更は、保存をクリックするまで反映されません。
保存せずに画面を離れると、これらの変更は破棄されます。
ビューが参照しているモデルのメトリクスの定義を変更すると、そのビューの集計結果に影響します。
また、フィールドの用途を変更すると、そのフィールドを使用しているビューが利用できなくなる場合があります。
そのほかの操作
モデルを編集する
モデル詳細画面で編集をクリックすると、モデルの設定を変更できます。
変更後は、保存をクリックしてください。
モデルを複製する
モデル詳細画面でメニュー>複製するをクリックすると、モデルを複製できます。
複製したモデルは、複製したユーザーがオーナーの非公開モデルとして作成されます。複製元のモデルは変更されません。
モデルを削除する
モデル詳細画面でメニュー>削除するをクリックすると、モデルを削除できます。
削除したモデルは復元できません。
ビューが使用しているモデルは削除できないため、先に該当するビューを削除してください。
制約事項
- データソースは、1つのモデルに1つだけ設定できます。
- 画面上でのテーブル結合はできません。複数テーブルを結合する場合は、抽出SQL内でJOINしてください。
- 抽出SQLには、単一のSELECT文のみ指定できます。DML・DDL・複数のSQL文は実行できません。
- 計算フィールド(式で導出する列)は作成できません。必要な列は抽出SQLで作成してください。
- モデル名は、アカウント内で重複できません。大文字・小文字だけ、または絵文字だけが異なる名前も、重複として扱われます。
- メトリクス名は、モデル内で重複できません。
- 複合メトリクスの計算式では括弧を使えません。途中の結果を別のメトリクスとして定義してください。
- 複合メトリクスは、同一モデル内のメトリクスのみ参照できます。循環した定義は保存できません。
- ビューが使用しているモデル・フィールド・メトリクスは削除できません。
- AIチャットからは、モデルを公開できません。