リリースノート-2022年09月
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    リリースノート-2022年09月

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    記事の要約

    2022年09月のリリース情報をお届けします


    データカタログ

    プレビューのカラム名直下に論理名が表示

    テーブル情報タブのプレビューにて、カラム名の直下に論理名が表示されるようになりました。
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    テーブル情報タブに「クエリエディタを開く」ボタンが追加

    ボタンをクリックすると、テーブル情報タブで開いていたテーブルがFROM句に指定された状態で、クエリエディタが表示されます。
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    Googleアカウントの再認証機能が追加

    データカタログ設定にて、Googleアカウントの再認証ができるようになりました。

    Googleアカウントの再認証可能なユーザー

    Googleアカウントの再認証は、データカタログ管理者を除くすべてのユーザーが行うことができます。
    データカタログ管理者について、詳しくは制約事項を参照ください。

    再認証をクリックした後の手順は、権限についての「実データへのアクセス権限」と同様です。
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    カラムに紐づくメタデータの自動引き継ぎ

    TROCCOのデータマート機能を利用して生成したカラムについて、生成元カラムの「データソースに関するメタデータ」を自動で引き継げるようになりました。
    以下、dm_contact_lead_joinテーブルのCompanyカラムを例に説明します。


    dm_contact_lead_joinテーブルのカラムリネージでカラムの先祖を確認します。
    CompanyカラムはleadテーブルのCompanyカラムを引き継いでいることがわかります。
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    leadテーブルのCompanyカラムの「Salesforceに関するメタデータ」は、以下のとおりです。
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    dm_contact_lead_joinテーブルのCompanyカラムの「Salesforceに関するメタデータ」は、以下のとおりです。
    該当のメタデータを引き継いでいることがわかります。
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    なお、カラムに紐づくメタデータを自動で引き継ぐためには、以下の条件があります。

    カラムに紐づくメタデータの自動引き継ぎの条件
    • データマート定義上で、カラムの値に加工を加えていない。
    • データマート定義のクエリ実行モードとしてデータ転送モードを用いている。
      • 自由記述モードを用いて生成されたテーブルに対しては、引き継ぎの対象外となります。

    dbt連携

    ジョブ設定の実行コマンドのオプション値にて、カスタム変数に対応

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    マネージドデータ転送

    テーブル増減検知のSlack通知内容が充実

    これまでは、追加・削除されたテーブルの件数を表示していました。
    今後は、追加・削除されたテーブルの件数に加えて、テーブルの名前も表示されます。
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    マネージド転送設定の編集画面が拡充

    登録されている転送設定の転送元・転送先に関する設定や、共通設定を一括で変更できるようになりました。
    以下、一括変更の手順です。

    1. マネージド転送設定の詳細画面より、編集をクリック
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    2. 登録された転送設定の共通設定側の編集をクリック
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    共通設定画面が表示されます。
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    接続情報

    PostgreSQL接続情報にて、AWS Systems Manager Session Manager経由での接続に対応

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    転送設定

    転送先Marketoにて、静的リストIDの指定に対応

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    ファイル・ストレージ系コネクタにて、 Excelファイルに対応

    ファイル・ストレージ系コネクタにて、入力ファイル形式としてMicrosoft Excelファイル(xlsxおよびxls)に対応しました。
    対応したコネクタは以下のとおりです。

    • 転送元 - Amazon S3
    • 転送元 - Azure Blob Storage
    • 転送元 - Box
    • 転送元 - FTP・FTPS
    • 転送元 - Google Cloud Storage
    • 転送元 - Google Drive
    • 転送元 - HTTP(S)
    • 転送元 - SFTP
    • 転送元 - ローカルファイル

    ワークフロー

    ワークフロー失敗時の自動リトライについて、次回リトライ実行までの時間間隔を指定できるようになりました。
    ワークフロー設定画面でリトライ回数に1以上を指定したときに、時間を指定できます。
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    UI・UX

    転送設定一覧

    通知設定の有無・スケジュール設定の有無で転送設定を絞り込み

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    選択した転送設定に付けられているラベルを、一括で取り外し

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    APIアップデート

    Yahoo!広告

    • APIバージョンが、v8にアップデートされました。
      • APIアップデートにより、旧指標は廃止されました。
      • 今後はカラム名に「(旧)」を含むカラムが指定されている場合、自動的に新カラムが取得されます。
    • 新バージョンについて、詳しくはYahoo!広告 API v8 システムリリース完了のお知らせを参照ください。

    Criteo

    • APIバージョンが、v2022.07にアップデートされました。
    • 新バージョンについて、詳しくはVersion 2022.07 release notesを参照ください。

    Google Ads


    今回のリリース内容は以上です。
    気になるリリースがございましたら、カスタマーサクセス担当者までお気軽にご連絡くださいませ。
    Happy Data Engineering!


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