リリースノート-2022年09月
  • 15 Nov 2023
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リリースノート-2022年09月

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Article Summary

こんにちは! 2022年09月のリリース情報をお届けします!


データカタログ

プレビューのカラム名直下に論理名が表示

テーブル情報タブのプレビューにて、カラム名の直下に論理名が表示されるようになりました。
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テーブル情報タブに「クエリエディタを開く」ボタンが追加

ボタンをクリックすると、テーブル情報タブで開いていたテーブルがFROM句に指定された状態で、クエリエディタが表示されます。
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Googleアカウントの再認証機能が追加

データカタログ設定にて、Googleアカウントの再認証ができるようになりました。

Googleアカウントの再認証可能なユーザー

Googleアカウントの再認証は、データカタログ管理者を除くすべてのユーザーが行うことができます。
データカタログ管理者について、詳しくは制約事項を参照ください。

再認証をクリックした後の手順は、権限についての「実データへのアクセス権限」と同様です。
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カラムに紐づくメタデータの自動引き継ぎ

troccoのデータマート機能を利用して生成したカラムについて、生成元カラムの「データソースに関するメタデータ」を自動で引き継げるようになりました。
以下、dm_contact_lead_joinテーブルのCompanyカラムを例に説明します。


dm_contact_lead_joinテーブルのカラムリネージでカラムの先祖を確認します。
CompanyカラムはleadテーブルのCompanyカラムを引き継いでいることがわかります。
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leadテーブルのCompanyカラムの「Salesforceに関するメタデータ」は、以下のとおりです。
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dm_contact_lead_joinテーブルのCompanyカラムの「Salesforceに関するメタデータ」は、以下のとおりです。
該当のメタデータを引き継いでいることがわかります。
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なお、カラムに紐づくメタデータを自動で引き継ぐためには、以下の条件があります。

カラムに紐づくメタデータの自動引き継ぎの条件
  • データマート定義上で、カラムの値に加工を加えていない。
  • データマート定義のクエリ実行モードとしてデータ転送モードを用いている。
    • 自由記述モードを用いて生成されたテーブルに対しては、引き継ぎの対象外となります。

dbt連携

ジョブ設定の実行コマンドのオプション値にて、カスタム変数に対応

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マネージドデータ転送

テーブル増減検知のSlack通知内容が充実

これまでは、追加・削除されたテーブルの件数を表示していました。
今後は、追加・削除されたテーブルの件数に加えて、テーブルの名前も表示されます。
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マネージド転送設定の編集画面が拡充

登録されている転送設定の転送元・転送先に関する設定や、共通設定を一括で変更できるようになりました。
以下、一括変更の手順です。

  1. マネージド転送設定の詳細画面より、編集をクリック
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  2. 登録された転送設定の共通設定側の編集をクリック
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共通設定画面が表示されます。
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接続情報

PostgreSQL接続情報にて、AWS Systems Manager Session Manager経由での接続に対応

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転送設定

転送先Marketoにて、静的リストIDの指定に対応

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ファイル・ストレージ系コネクタにて、 Excelファイルに対応

ファイル・ストレージ系コネクタにて、入力ファイル形式としてMicrosoft Excelファイル(xlsxおよびxls)に対応しました。
対応したコネクタは以下のとおりです。

  • 転送元 - Amazon S3
  • 転送元 - Azure Blob Storage
  • 転送元 - Box
  • 転送元 - FTP・FTPS
  • 転送元 - Google Cloud Storage
  • 転送元 - Google Drive
  • 転送元 - HTTP(S)
  • 転送元 - SFTP
  • 転送元 - ローカルファイル

ワークフロー

ワークフロー失敗時の自動リトライについて、次回リトライ実行までの時間間隔を指定できるようになりました。
ワークフロー設定画面でリトライ回数に1以上を指定したときに、時間を指定できます。
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UI・UX

転送設定一覧

通知設定の有無・スケジュール設定の有無で転送設定を絞り込み

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選択した転送設定に付けられているラベルを、一括で取り外し

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APIアップデート

Yahoo!広告

  • APIバージョンが、v8にアップデートされました。
    • APIアップデートにより、旧指標は廃止されました。
    • 今後はカラム名に「(旧)」を含むカラムが指定されている場合、自動的に新カラムが取得されます。
  • 新バージョンについて、詳しくはYahoo!広告 API v8 システムリリース完了のお知らせを参照ください。

Criteo

  • APIバージョンが、v2022.07にアップデートされました。
  • 新バージョンについて、詳しくはVersion 2022.07 release notesを参照ください。

Google Ads


今回のリリース内容は以上です。
気になるリリースがございましたら、カスタマーサクセス担当者までお気軽にご連絡くださいませ。
Happy Data Engineering!


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