プロフェッショナルプランに関する詳細情報

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概要

本ページでは、プロフェッショナルプランを契約しているときに利用できる各種機能・サービスについて説明します。

なお、Professionalプランでは、チーム機能を追加料金なしで利用できます。

リソース増強オプション

通常、TROCCOのデータ転送で用いられるvCPU・メモリといったリソースのサイズは決まっています。
一方、プロフェッショナルプランでは、vCPU・メモリサイズを増やしてデータを転送できます。
これにより、処理時間の短縮(転送速度の向上)や、メモリ不足によるOutOfMemoryErrorの回避が期待できます。

リソース増強オプション利用時の転送速度

データ転送の転送速度は、さまざまな要因によって定まります。
そのため、vCPUサイズを増やして転送ジョブを実行した場合においても、必ずしも転送速度が改善するとは限りません

任意のデータ転送において、vCPUサイズを引き上げて転送速度が向上するかどうかは、事前にサンプルデータを転送するなどして確認してください。

リソース増強オプションの編集方法

プロフェッショナルプランをご契約のアカウントの場合、転送設定STEP1の基本設定において、リソース増強オプションの選択項目が表示されます。

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また、転送ジョブの実行画面でも変更できます。

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リソース増強オプションの種類およびスペック

通常のコネクタの場合

通常のコネクタの場合、以下の3つのリソースサイズより選択できます。

リソースサイズ\スペック vCPUサイズ Memoryサイズ 処理時間の倍率
Medium 2.0 CPU 6.0 GiB 1
Large 4.0 CPU 12.0 GiB 2
XLarge 6.0 CPU 18.0 GiB 3

例外的なコネクタの場合

一方、一部のコネクタは、デフォルトでリソースサイズが拡張されています。(CustomSpec
そのため、以下の2つのリソースサイズのみ選択できます。

リソースサイズ\スペック vCPUサイズ Memoryサイズ 処理時間の倍率
CustomSpec 3.5 CPU 15.0 GiB 1
XLarge 6.0 CPU 18.0 GiB 3

なお、デフォルトのリソースサイズとしてCustomSpecが適用されるコネクタは以下のとおりです。

処理時間の倍率と処理時間の関係

リソース増強オプション利用時の処理時間

リソースを増強してジョブを実行した場合、実際のジョブ実行時間に対して処理時間の倍率を掛けた時間が処理時間に計上されます。
処理時間の倍率は「リソース増強後のvCPUサイズ / 2.0(デフォルトのvCPUサイズ)」によって算出されています。

なお例外的に、前述のCustomSpecに関してのみ、処理時間の倍率を1に設定しています。(本来の算出ロジックでは1.75)

同時実行数の上限緩和

プロフェッショナルプランでは、ジョブの同時実行数上限を引き上げることができます。
なお、プロフェッショナルプランにおけるジョブの同時実行数上限は、デフォルトで100です。

同時実行数の上限緩和の注意事項
  • 同時実行数の上限は、TROCCOの画面から変更できません。
    変更したい場合は、営業担当者またはカスタマーサクセスまでお問い合わせください。
  • 同時実行数の上限を引き上げる場合、Professionalプランの月額費用が変動します。
    具体的な変動額については、営業担当者またはカスタマーサクセスまでお問い合わせください。

各種サービス品質保証(SLA)

プロフェッショナルプランには、TROCCOに対するサービス品質保証(SLA)‍が内包されています。
サービス品質保証(SLA)では、以下のサービスを対象に、99.9% の稼働を保証します。

  • TROCCO Webアプリケーション
  • TROCCO データ転送

万一上記サービスの稼働率が99.9%を下回った場合は、当社が定義している計算式に基づいて算出した金額を返金いたします。

なお、ダウンタイムを伴うメンテナンスは、予定時間内であればSLAの計算外となります。メンテナンスの定義についてはダウンタイムを伴うメンテナンスについてを参照してください。

サービス品質保証(SLA)の詳細な定義

サービス品質保証(SLA)に関する各種項目(当社が保証するサービス内容およびサービスレベル、ダウンタイム、返金額を算出する計算式など)の詳細な定義につきましては、営業担当者またはカスタマーサクセスまでお問い合わせください。

カスタマイズ可能なサービス

カスタマイズ可能なサービス

本項以下の機能を含めた提供も可能です。
営業担当者またはカスタマーサクセスまでお問い合わせください。

転送元SAP S4/HANAコネクタ

OData v2に接続してSAP S4/HANAからデータを取得できるコネクタです。

セグメントビルダー

DWHやすでに構築したCDP上の顧客データをもとに、GUI上で属性・行動などの条件を指定して柔軟にセグメントを生成し、各種広告・MA・BIツールへ連携できるノーコード型のデータ抽出・配信ツールです。
セグメント抽出条件の履歴管理やジョブ・ユーザー管理などの運用機能も備え、マーケター自身がPDCAを迅速に回せる環境を提供します。また、お客様ごとに独立した環境を構築するため、要件に合わせた高いセキュリティ条件へ適用させることが可能です。

CDC (変更データキャプチャ)

CDC(変更データキャプチャ)を参照ください。

Self-Hosted Runner

Self-Hosted Runnerを参照ください。